エベレスト登頂請負い業

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784635171694
  • NDC分類 292.58
  • Cコード C0075

内容説明

日本人最多登頂の映像カメラマンが明らかにするサミッターたちの登り方。

目次

第1章 女神の山へ―初めてのエベレスト
第2章 三浦洋一の場合―「チョモランマの渚」
第3章 野口健の場合―七大陸最高峰登頂最年少記録への挑戦
第4章 渡邉玉枝の場合―女性最高齢の登頂
第5章 三浦雄一郎の場合―世界最高齢七十歳の登頂
第6章 村口徳行の場合―二つの八〇〇〇メートル峰の登頂
第7章 三浦雄一郎二度目の場合―七十五歳の登頂
第8章 あなたの場合―ネパール側とチベット側

著者等紹介

村口徳行[ムラグチノリユキ]
1956年生まれ。日大山岳部OB、雪豹クラブ代表。フリーの映像カメラマン。1978年のアラスカ、マーカスベーカー登頂を8ミリフィルムで自主制作して以来、数々の登山隊、撮影隊に参加、多数の番組制作に携わる。2004年、エベレスト・ローツェ登頂の実績で、読売新聞第54回日本スポーツ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ntahima

36
大学四年間、山の本を貪るように読んだ。文庫で手に入るものは殆ど読んだと思う。ヒマラヤに関しては八千米初登頂の黄金時代からバリエーションルート、無酸素、単独、厳冬期の鉄の時代までをよく読んだ。そこは単なる登山愛好家には手の届かない、超人メスナー曰く『死の領域』だった。本書はヒマラヤ大衆化時代の話。優秀な職能集団と化したシェルパ族、エベレスト山頂直下の大渋滞、雪上訓練をしながら最高峰を目指す公募登山隊等、隔世の感あり。それにしても75歳の三浦雄一郎氏や65歳の渡辺玉枝氏には脱帽。わたしゃまだまだ青二才。^^;2012/05/08

mari

5
ビックリ!何回もエベレストに登頂成功しているこの人って何者?それもカメラマンとして機材を持って登頂って。。。そこら辺のアルピニストよりも断然すごい!!『エベレストのノーマルルートを登るだけならたいした問題はなかったが』と普通に言い切るすごさ。まぁ、以前と違ってエベレスト登頂が大衆化し、訓練をうけた健康な人ならある程度は登頂可能になってきているのも事実だそうだけど。。タンタンと自慢もせず当然のごとく仕事としてエベレストに機材を担いで登っていく村口さん、かっこいいー!山野井さんと似た空気を感じる(違う?笑)2012/06/17

ゆかるりら

4
エベレスト、登ろうとは思わないけどこの目では見てみたい!と思い再読。 前回も思ったが、エベレストに挑戦して登頂する登山家や有名人よりも、カメラマンとして何度も登ってる著者やポーターの方がよっぽど凄い。2017/01/31

みゃん

3
頑固そう2019/09/16

Shungo Shimazu

3
三浦さんの二度のエベレスト登頂にも同行した山岳カメラマンの著作です。アルピニストではなくカメラマンとして山に登るのですが、プロ意識は一流アルピニスト顔負け。あの野口健さんも、彼に言わせれば高所登山のいろはさえ知らずにエベレストに挑み敗退を繰り返した無謀な青年、という事に。どこか一ヶ所だけ行ってみたいところは、と聞かれたら迷わず答えるのはエベレスト山頂なので、とても興味深く読みました。2015/04/23

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