芦峅寺ものがたり―近代登山を支えた立山ガイドたち

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635171557
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0095

内容説明

立山ガイドの村、芦峅寺。岩と雪に生きた男たちの系譜。

目次

第1章 立山信仰と江戸時代の芦峅寺(江戸時代の檀那場まわり;極楽往生を説く立山曼陀羅絵解き ほか)
第2章 立山ガイド黄金期を生きた宗作(山の神の祭り;昭和十年、山桜の散る頃 ほか)
第3章 剱岳登山者を見守り続けた文蔵(東大谷中尾根初登攀;遅れてやってきた青春の日々 ほか)
第4章 芦峅寺から世界へ・富男(「芦峅寺五人衆」南極へ;南極で発揮された山男の強さと心遣い ほか)

著者等紹介

鷹沢のり子[タカザワノリコ]
1949年山口県生まれ。ノンフィクションライター。英語講師、日本語講師、アジア関係の資料センター勤務などを経て現在にいたる。フィリピンに約二年滞在
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感想・レビュー

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Chiyo K.

7
立山が信仰の地だった時代から、ガイドで生業をたててきた麓の芦峅寺の人たち。探検登山や登山レジャーの時代にも、影に日向に登山者を導いてきた。代表的な3人のガイドたちのエピソードをまとめたもの。熊撃ちの名手で立山を自分の庭のように知り尽くしていた宗作さん。遭難救助に大きな足跡を残した文蔵さん。南極越冬隊や三浦雄一郎さんのヒマラヤ滑降をサポートした富男さん。遭難の話が多くていたたまれないが、どんな状況にも登山者のことを思い判断、行動する姿は頼もしい。雪山には行かないけど信仰の深さや自然厳しさは知っておきたい。2023/08/02

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