女たちの山小屋物語

鷹沢 のり子【著】

山と渓谷社（1998/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 262p／高さ 20cm
• 商品コード 9784635171373
• NDC分類 786.1
• Cコード C0095

内容説明

風の日も雪の日も登山者を温かく迎えてくれる“山小屋のかあちゃん”たち。山に生きる１０人の女性たちのたくましき人生。

目次

星トシ子―尾瀬・温泉小屋
下川安喜―後立山連峰・唐松岳頂上山荘
杉田三江子―立山・大日小屋
志鷹静代―剱岳・仙人池ヒュッテ
有井藤子―金峰山麓・有井館
山中時子―奥秩父・十文字小屋
松沢寿子―後立山連峰・船窪小屋
今井幸子―北八ガ岳・しらびそ小屋
花立篤子―丹沢・尊仏山荘
中村圭子―蝶ガ岳・蝶ガ岳ヒュッテ

感想・レビュー

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[yamakujira]

尾瀬の温泉小屋、後立山の唐松岳頂上小屋、立山の大日小屋、劔岳の仙人池ヒュッテ、奥秩父の十文字小屋、後立山の船窪小屋、北八ヶ岳のしらびそ小屋、丹沢の尊仏山荘、北アの蝶ケ岳ヒュッテ、１０軒の山小屋に人生を費やす女性を取材して、その足跡を顕彰する。夫とともに創業した妻、山小屋とは知らず嫁いだ女性、父親の他界で小屋を継いだ娘、その動機は様々で、望まぬ苦労をした人も多いのに、決して不幸ではなさそうなのが救いだね。１９９８年刊行、取材当時に高齢だった女性が多いから、もう聞けない話もあるのだろうな。 （★★★☆☆）

2021/05/04