内容説明
４度目の挑戦で、ついにチョモランマにたった、“フツー”のサラリーマン登山家・貫田宗男が、執念の山への挑戦のすべてを、登頂直後行方不明となった同志二上純一への限りない哀惜をこめて綴る。
目次
プレ・ストーリー（パートナー・二上純一；ダメ宗男からの脱皮；大きな隊はもうゴメンだ；登山許可がおりた！；家族、会社を説得にかかる）
高所トレーニング（カトマンズ、そしてエベレストビューへ；４０歳誕生日の登頂；下痢と落石のパルチャモ・アタック）
チョモランマへ（最後のトレーニング、チョモランマ・ベースキャンプ；シェルパとともに、いざ本番；念願のイエローバンド下へ；感銘させられたアメリカ隊）
頂上８８４８メートル（神々の座にへばりつく最終キャンプ；頂上へあと一歩；地球のいちばん高い出っぱりで；東壁に消えた相棒・二上）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
meggy
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イモトアヤコちゃんをマッターホルンに連れて行った方の本。こちらも死と隣り合わせ。それでも惹かれる山ってなんだろうと思う。2012/10/10
きよこ
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そうか、そんなことがあったのか…って。文章も読みやすくて、一気に読めた。知識として、スポンサー付けて大所帯で登るスタイルが一時期のメインだったことは知ってたけど、やっぱりこういう方が山登りらしいよなーとは思う。私たちのする山登りの延長と考えるなら。2018/02/25
