内容説明
なぜ人は山に登るのだろうか。―登山者にとって永遠の命題に果敢にトライ。“パン・アルピニズムの旗手”高田直樹が三十代に綴った自伝的登山論三部作。
目次
アラーの神と共に虎穴に入らずんば虎児を得ず
郷に入っては郷に従い 果報は寝て待てや
登山者を眠らせ 八方の尾根に雪ふりつむ
メスナーは猫型クライマーとちゃうやろか
アンチ冒険派が“冒険もの”を制作するけったいな話
麻薬的魅力のない山登りやバイクなんて…
高度な思いやりで分け合う「同じ釜のメシ仲間」
人間の勇気に乾杯 人生は美しい賭
若き命を賭けた愛は国境と宗教を越えて
「第三の波」社会では使い分けたい「昼型」と「夜型」〔ほか〕



