出版社内容情報
登山やクライミングなど、山岳エリアでのセルフレスキューに必要な知識・技術を一冊に!
各地の山岳救助隊の講師を務める山岳ガイドの笹倉孝昭氏が徹底解説します。
自分の足で登り、何があっても自力で下山するのが登山の基本です。
万一のトラブル時もまた、自分の力で安全地帯まで行けることが登山者にとって必要な技術。
「トラブル時の自力下山」を可能にするための知識、技術、装備を解説するとともに、登山道周辺、クライミングエリア、雪山といった状況別のシミュレーションも紹介します。
内容説明
山岳地帯でのセルフレスキューに必要な技術・知識を徹底的に解説。
目次
第1部 セルフレスキューの前に(ナビゲーション;緊急時のビバーク;ファーストエイド)
第2部 セルフレスキューの手順(セルフレスキューの手順と流れ;コンパニオンレスキュー)
第3部 セルフレスキューの技術(ロープを使ったセルフレスキューシステム;アンカーの構築;ラペリングとアセンディング;ロワリング;レイジング;フィクトスロープ;搬送)
第4部 積雪期のセルフレスキュー(積雪期のリスク;積雪期のセルフレスキューの手順;積雪期のアンカー構築;雪崩に対する備えとレスキュー)
著者等紹介
笹倉孝昭[ササクラタカアキ]
1966年兵庫県神戸市生まれ。公益財団法人日本山岳ガイド協会認定山岳ガイドステージ2。国立登山研修所講師。1990年、カラコルム山脈トランゴ山域でのグレートトランゴタワー登攀など、多くの登山経験を経て、2002年より山岳ガイドとして活動。登山技術やクライミングギアなどへの興味を10代の頃から強くもち、現在も探求し続けている。ガイド活動のスタイルも積極的なクライミングや登山への取り組みを促すような育成型なのが特徴。また、日本山岳ガイド協会の「山岳遭難救助技術マニュアル」の作成や、消防や警察などの山岳救助組織を対象とした救助技術の講座・セミナーの講師を務めるなど、専門家に向けても研修や講習を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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