内容説明
ガクガク、ギシギシ…。もう膝の痛みに悩まない。「膝痛」の悩みを抱える登山者必読。豊富な図解とイラストで丁寧に解説、あなたの膝の不安を解消します!
目次
1 膝痛はなぜ起こるのか
2 登山における膝関節痛のメカニズムと対処方法
3 ストレッチで膝痛になりにくい体をつくる
4 筋力トレーニングで膝痛になりにくい体をつくる
5 膝に負担をかけない歩行術
6 膝を守るためにできること
7 もし登山中に膝痛になったら
著者等紹介
小林哲士[コバヤシテツオ]
1975年、熊本県生まれ。医学博士、聖マリアンナ医科大学整形外科学講座・非常勤講師。聖マリアンナ医科大学整形外科・膝関節班を経て、大分県速見郡日出町にあるサンライズ酒井病院・整形外科に勤務。日本山岳会医療委員会主催の「登山者に役立つ膝のトラブル・膝痛の対処と予防法」講座の講師などを務める。日本整形外科学会専門医、日本整形外科学会認定リウマチ医、日本整形外科学会認定スポーツ医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、厚生労働省日本DMAT隊員、日本体育協会認定スポーツドクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けぴ
17
春に熊野古道を歩き中、膝痛になって苦労。読んでみました。膝から骨盤にある筋肉を鍛えることと、ストレッチすること、更に負荷を減らすため、リュックの重心と体の重心を近づけ、前屈みで歩く、またポールを両手に持って歩くと膝の負荷が半減するとのこと。分かりやすい良書。2018/06/24
にゃーごん
7
前半は膝構造の絵が苦手ですっ飛ばし。膝の仕組みや痛みの原因についての丁寧な解説は非常に参考になるはずで、途中まで頑張ったんだけど、やはりギブアップ。まあでも後半を読む限り山での膝痛を軽減する近道はやはり普段からの筋トレやストレッチしかないようだし、よかろう。すぐに途絶えてしまうスクワットの習慣を再開せねば。テーピングもいざというときに迷わずできるよう練習した方がよさそうだ。痛み止めを飲むという発想は今までなかった(腹痛とか頭痛とか体内の痛みに使うもんだとばかり思ってた)。2021/11/06
run
7
あー、去年もこの時期に読んでる。。こんなに痛いと、遠いところ行くの心配になっちゃうなー。 とてもわかりやすいし、悪いと言われる部分に身に覚えもあるので、読み返して、またストレッチ頑張らなきゃと思う。2019/03/20
FFM
3
登山中に膝が痛くなることがあり、ストレッチなどのトレーニングが必要だということを改めて思った。2017/12/24
村澤祐輔
2
多くの人が抱える「膝痛」の問題に真正面から向き合う必要性を痛感しました。この書籍は、単に膝痛の原因や対処法を説明するだけでなく、深い専門知識をベースにしながらも、わかりやすく日常の習慣や体の使い方の改善点を提示しています。 7つの知恵は、予防から実際の治療方法、さらには再発を防ぐためのアプローチまでを網羅しており、一貫して「自分の体を知り、正しくケアする」ことの重要性を強調していました。具体的なエクササイズやストレッチ、装具の選び方など、日常生活に取り入れやすいアドバイスが満載2023/10/18