内容説明
すみれが9歳になった誕生日の夜のこと、ベッドのそばに天使があらわれて家の外へさそわれます。そしてたどりついたのは“ナンバーランド”というふしぎの国でした―。たし算、分数、図形、約数、ピタゴラスの定理。天使にみちびかれて11の建物をめぐるうち、数のひみつがときあかされていきます。さんすうって、よくわからない。そんなあなたも、もう、だいじょうぶ。数の国“ナンバーランド”へようこそ!
目次
はじまりの夜
数の名前
たし算
ひき算
かけ算
わり算
分数
小数
図形
メートル法
約数と倍数
ふしぎな数の国
著者等紹介
橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年生まれ。社会学者。大学院大学至善館教授。東京工業大学名誉教授。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。小学校低学年から大学受験生まで、のべ100人以上の子どもたちに算数・数学を教えてきた経験から、「算数のつまずき」をサポートする重要性を痛感。本書は、著者はじめての子ども向けのさんすうの本となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サラサラココ
4
さんすうの色々なお話。ナンバーランドの地図があり、子どもが道順を指でたどりながら、これは大体分かった、これは一部分からなかったなどと言っていた。2023/01/19
keisuke
4
仕事+いつか娘に。2022/11/15
ゆうちぃ
3
装丁も可愛くて内容も子供目線。読みやすい。数学嫌いを減らしたいという著書の意図、また塾や家庭教師に頼れない層の子供に1番届けたいという熱意が秘められている。またポスドク問題も保護者に向けられている。知らなかった計算方法や教えるのに役立つ方法も多々あり、子供向けだけではもったいない素晴らしい本です。2024/03/03