内容説明
人里近く、野原、田畑、海辺や丘陵などに生える野草約1000種類を収録。
目次
被子植物基部被子植物群(スイレン科;ハゴロモモ科;ドクダミ科 ほか)
被子植物単子葉植物(ショウブ科;サトイモ科;オモダカ科 ほか)
被子植物真正双子葉植物(キンポウゲ科;ケシ科;ツゲ科 ほか)
著者等紹介
林弥栄[ハヤシヤサカ]
農林省・林野庁に35年間勤務し、その間全国の植物を調査研究。日本林学賞、日本造園学会賞を受賞。元農林省林業試験場浅川実験林林長、元東京農業大学専任教授。理学博士。1991年4月23日死去
門田裕一[カドタユウイチ]
1949年大阪府生まれ。東京大学大学院理学系研究科植物学専攻修士課程修了。専門分野は顕花植物の分類・地理学的研究。国立科学博物館植物研究部の研究官、主任研究官、室長を経て2006年より研究主幹。理学博士
平野隆久[ヒラノタカヒサ]
1946年東京生まれ。東京経済大学卒業。在学中から、昆虫写真家浜野栄次氏に師事し、自然の持つ美しさにひかれる。その後、植物写真を中心に撮影を続け、幼児雑誌、図鑑等に作品を発表している。現在、朝日カルチャーセンター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アナクマ
26
ハンディだけど重い、重いけどハンディな、定番のヤマケイ図鑑。89年版の改訂、2013年版。引きで撮った生態写真や超アップが山盛りに追加された素晴らしい出来。◉初代監修者であり、継いだ方々の師匠でもある林氏に対して「先生がその曲がり角から出てきてくれないかなぁ」と、分からない植物に出会うと今でも思うという(75才の)言葉が麗しい。師匠か…。◉600頁の4分の1を占める「イネ目」が手強い。それとスミレ、たくさんあるなぁ。すぐ足元にそれだけのワンダーがあるということで、それはとても喜ぶべきことなのだろうと思う。2021/04/06