内容説明
種類の多い甲虫の中でも、よく見られる種類を中心に亜種も含めて1062種紹介。甲虫の多様性や似たもの同士の違いが、くらべてわかる!
目次
ナガヒラタムシ亜目(ナガヒラタムシ上科)
ツブミズムシ亜目(ツブミズムシ上科)
オサムシ亜目(オサムシ上科)
カブトムシ亜目(ガムシ上科;エンマムシ上科;ハネカクシ上科;コガネムシ上科;ナガフナガタマムシ上科;マルハナノミ上科;ドロムシ上科;タマムシ上科;コメツキムシ上科;ホタル上科;カツオブシムシ上科;ナガシンクイムシ上科;カッコウムシ上科;ヒラタムシ上科;ゴミムシダマシ上科;ハムシ上科;ゾウムシ上科)
著者等紹介
町田龍一郎[マチダリュウイチロウ]
1953年埼玉県生まれ。筑波大学生命環境科学系/山岳科学センター菅平高原実験所教授。比較発生学、比較形態学の視点から「昆虫とはどのようなものか?」、「昆虫はどのように進化してきたのか?」を研究する。昆虫類の進化の道筋を分子系統解析で明らかにしようとする国際プロジェクト(1KITE)で、コーディネーターとしても活動
阿部浩志[アベコウシ]
1974年東京都生まれ。自然科学系の図鑑や絵本などの編集・執筆を行う傍ら、ナチュラリストとして自然観察会のインストラクターや自然生物関係の専門学校の講師を務める
奥山清市[オクヤマセイイチ]
1970年山形県生まれ。1995年より伊丹市昆虫館に勤務、現在は同館館長を勤める。様々な自然環境教育を実践する傍ら、多様性豊かな昆虫たちの写真撮影にも取り組む。日本自然科学写真協会会員
田中良尚[タナカヨシナオ]
1977年大阪府生まれ。伊丹市昆虫館学芸員、樹木医。日本産マルバネクワガタ類及びヤンバルテナガコガネの保全のため、生息状況の調査及び生態の解明に携わる。図鑑『日本のマルバネクワガタ』(むし社)の一部執筆のほか、昆虫関係書への執筆・画像提供など多数ある。昆虫類のほか、高山植物の撮影も行う
長島聖大[ナガシマセイダイ]
1979年兵庫県生まれ。高校時代にクサギカメムシの大発生に遭遇し、カメムシ恐怖症に陥る。東京農業大学農学部に入学したその日から昆虫学研究室にもぐりこむ。カメムシについて学ぶうち、いつの間にかカメムシの魅力に取り憑かれた。調査に欠かせない道具であるピンセットの研究にも力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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