内容説明
採集や釣りでよく出会う身近な淡水魚を中心に約120種を紹介。似たもの同士の違いが、かたちと生態の両方からわかる!
目次
図鑑編(ヤツメウナギの仲間;ウナギの仲間;コイ/フナの仲間;タナゴの仲間;オイカワの仲間 ほか)
情報編(採集の基本;持ち帰りかたの基本;飼育の基本;掲載した淡水魚の分類(系統樹)
特定外来生物とその防除)
著者等紹介
斉藤憲治[サイトウケンジ]
1956年生まれ。京都大学大学院農学研究科水産学専攻博士課程修了。農学博士。東北区水産研究所資源培養研究室長などを経て、2014年より中央水産研究所水産遺伝子解析センター主幹研究員
内山りゅう[ウチヤマリュウ]
1962年東京生まれ。東海大学海洋学部水産学科卒業後、写真家桜井淳史氏に師事。“水”に関わる生き物とその環境の撮影をライフワークにしている。とくに淡水にこだわり、精力的に作品を発表する。テレビ番組の企画、出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
水中の隣人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bartleby
11
これはちょうどよい。ソフトカバーなので分厚い図鑑とくらべて持ち運びが楽。また分厚い図鑑はたしかに情報量は多いが、写真がわりと少なく絵で補っている場合が多い。また、写真が増えるほどに価格も上がっていく。その点、本書はこの価格なのに載っている淡水魚はほぼすべて写真なのが嬉しい。同じヤマケイの高価なポケット版の図鑑より見やすいところも良い。同じシリーズには、昆虫、甲虫、哺乳類、鳥、きのこなどいろいろあって楽しげ。少しずつ集めたい。2023/01/12
大先生
9
川魚(タナゴやモツゴ、金魚、ヨシノボリ等)を同じ水槽で飼っています。先日、そこに小さめのヌマチチブも混泳させたところ、2日間は問題なかったのですが、先程餌やりに水槽を覗くと金魚の尾びれがボロボロに。しかも、メダカを口に咥えてる…。ヌマチチブは「気があらい」と本書にも書いてありましたが、ここまでとは。金魚なんてヌマチチブより一回り以上大きいのに…。小さいから大丈夫だろう!と軽い気持ちで混泳させた私が悪かったと反省してます。「10.17 ヌマチチブ事件」、しっかりと胸に刻みました。2022/10/17
大先生
9
川で釣った魚の種類を知りたくて読んでみました。インターネットでもある程度の情報は得られますが、やはり本の方が良いですね!因みに私が釣ったのはバラタナゴ、モツゴ(クチボソ)等でした。北海道では見なかった気がします。全種類制覇したいけど、道のりは遠い…というか、ほぼ不可能ですね(苦笑)でも、図鑑見てるだけで楽しい。川で見たハゼみたいな小魚は「ヨシノボリ」(しかも〇〇ヨシノボリという具合に更に分かれる)というんですね。勉強になります!2022/09/11
YM
0
くらべてわかる 淡水魚2015/05/12