内容説明
収録種類数は、約220種(亜種、変種、品種を含む)で、ごくふつうに見られ、食用になるものおよび毒のあるものを中心に選んである。
目次
きのこは木の子
人家の近くのきのこ
シイ・カシ林のきのこ
マツ林のきのこ
コナラ・ミズナラ・ブナ林のきのこ
カンバ林のきのこ
カラマツ林のきのこ
モミ・ツガ林のきのこ
きのこ入門
著者等紹介
小宮山勝司[コミヤマカツジ]
1942年、滋賀県守山市生まれ。きのこに興味を持ち勉強。1976年に「ペンションきのこ」を長野県須坂市峰の原高原で開業。以来、きのこ愛好家の集まる宿として営業を続けながら、夫妻できのこ探しを楽しんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にし
35
山で花の探しているとキノコも目に留まり購入。秋のキノコシーズン前に入門書として目を通すには最適なポケットガイドです。220種類掲載で少し物足らなさもありますが、そこは図鑑、眺めてるだけで楽しいです。きのこ探しのポイントや毒キノコの迷信もサラリと記載。「胞子紋」なるキノコの指紋の取り方は非常に興味深い。ニオウシメジは大きいもので重さ100㎏にもなるそう。きのこ面白いなぁ。先ずは見つけたら写真に収めるようにしよう。食べるのは、、その後かな。2014/07/24
roatsu
24
秋の山歩きのお供に好適。リュックの中でもかさばらないサイズで携行しやすく、ぱっと取り出して参照できるのが嬉しい。食・毒・薬・不明など各菌の気になる性質表記も明瞭で詳しい。それでも現物の判断となれば難しく、素人は迂闊に採って食ったりしないのが吉だろう。酒と一緒に賞味すると毒、とか食べ過ぎると毒、といった菌もあることが分かり、二つともついやってしまいそうなので、ううむと感慨深かった(笑)。身近な公園等から始まり、様々な植生の林まで、足元に広がる小宇宙を垣間見る手助けとなる楽しい一冊。2018/09/26
骨ゆん
4
見かけやすい食用又は毒性のきのこを中心に約220種を収録した入門図鑑。見分け方や発生時期、分布も書かれている。文庫本くらいの大きさなので持ち運びやすく、きのこ採集のお供に適していると思う。冬に採集できるきのこもあるらしい(フユヤマタケやエノキタケ)。別文献で食べれるだろうがたいして美味しくない扱いになっていたショウロが本書では「日本のトリュフ」。食べ頃に味わいたい。 他に驚いた事は野生のエノキタケは栽培品と全く見た目が違う事。将来何があるかわからないので、自然の食糧について知るのもいいかも。2014/02/21
beleth
0
襞やつば・つぼの説明が付いているからおもしろい。ただ、毒の成分について詳しくないから、「毒性による分類」ができないのは残念かな。2013/08/22
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