内容説明
本書は、私たちが肉眼で見ることができるもっとも美しい光、オーロラの世界への招待状であり、また太陽と地球の関係の謎に挑戦する研究現場からのレポートでもあります。オーロラは、「一度は見てみたい」というだけの存在ではありません。世界の研究者が協力して、人工衛星を飛ばし、コンピューターを駆使して、「太陽からのメッセージ」を解読しようと努力している研究対象でもあるのです。
目次
１ 世界のオーロラ
２ いろいろなオーロラ
３ 宇宙から見たオーロラ
４ オーロラの科学入門
５ オーロラの謎に迫る
６ 太陽と地球の微妙な関係
７ オーロラを表現する
８ オーロラ観察ガイド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
洋書好きな読書モンガー
20
本棚から。昔オーロラを観に行った時買った本を再読。地球の磁極の中心が長い間にかなり動いている事にびっくり。2000年前のローマ時代には磁極の北極は西シベリアにあったのか(現在はグリーンランド)。地磁気が弱くなって来ているという話もびっくり。1000年後には東京でもオーロラが見えるかも。地磁気が弱くなると太陽フレアの影響を受け易くなるのでちょっと心配。わかりやすいオーロラの入門書。またオーロラ観に行きたくなる&最近新しくわかった事があれば知りたくなる。2025/06/11
カラヤ３
1
わかりやすく書かれていたが、やはり理解できたとは言えない。しかし、空全体に広がったりブレークアップしたオーロラはぜひ見てみたい。2020/11/13
Ukyoaki
1
久しぶりにオーロラを思い出し読み直した。画像とは全く異なるオーロラを、また見に行きたいと思った。2020/05/10
カオス
0
オーロラの入門書。カラーの図が多く使われており、オーロラの美しさとその魅力が伝わってきます。2010/08/16
