出版社内容情報
吸血ヒルの襲撃、飛行機の墜落、砂漠の熱波、そして原因不明の高熱。
未知のチョウを探し求めてどこまでも…
超破天荒!!な探検記
藤井一至氏(『大地の五億年』著者)イチ推し!
「幻の蝶を追い求めた会社員の命がけのクレイジージャーニー。夢中になるものが見つかれば、人生が楽しくなる。」
「行く手には言語を絶する艱難辛苦が待ち受けているのであったが、同時にそれは私にとって七色に彩られた未知の世界でもあった。どうせ探検に困難はつきものだ。」(本文より)
会社員のかたわら大好きな蝶の生態を探るため、世界の未踏の地を訪れて調査・採集を行った稀代の研究者がいた。インドの山で遭難しかけて水牛のフンが浮いた泥水を飲む、イラクでスパイと疑われる、巨大な水たまりにいっせいに発生する魚・鳥・トンボの不思議、宝石箱のようなシジミチョウの産地でイラン人の怒号を浴びる、ラオスで生死をさまよった謎の疫病。
蝶の魔境・インド/ベンゲットの道・フィリピン/熱砂の国・イラク/エルブルツの高峰・イラン/雨と蛭と原生林・インド/蒼きブータンの山河・ブータン/朧気の地・中国/彩に満ちる島・スラウェシ/疫病満ちる半島・ラオス/遠い国・オーストラリア
空前絶後のフィールドワークエッセイ!
解説/仲野徹。
【目次】
内容説明
会社員のかたわら大好きな蝶の生態を探るため、世界の未踏の地を訪れて調査・採集を行った稀代の研究者がいた。インドの山で遭難しかけて水牛のフンが浮いた泥水を飲む、イラクでスパイと疑われる、巨大な水たまりにいっせいに発生する魚・鳥・トンボの不思議、宝石箱のようなシジミチョウの産地でイラン人の怒号を浴びる、ラオスで生死をさまよった謎の疫病。空前絶後のフィールドワークエッセイ。
目次
第一章 蝶の魔境・インド India―1963~1968―
第二章 ベンゲットの道・フィリピン Philippines―1966―
第三章 熱砂の国・イラク Iraq―1969~1971―
第四章 エルブルツの高峰・イラン Iran―1974―
第五章 雨と蛭と原生林・インド India―1985~1986―
第六章 蒼きブータンの山河・ブータン Bhutan―1985~1987―
第七章 朦気の地・中国 China―1994.2001.2004―
第八章 彩りに満ちる島・スラウェシ Sulawesi―1967.1972.1993―
第九章 疫病満ちる半島・ラオス Laos―1998―
第十章 遠い国・オーストラリア Australia―1977~1978―
第十一章 驟雨と老酒・シンガポール Singapore―1998―
著者等紹介
五十嵐邁[イガラシスグル]
1924年、東京生まれ。東京大学工学部建築学科卒業後、大成建設株式会社に入社。同社取締役として1985年まで勤めた後、1988年からは信越化学工業株式会社取締役、1990年から1996年まで信越半導体株式会社代表取締役社長を務める。在職中の1967年より、日本鱗翅学会理事を務め、蝶の世界で大きな活躍をする。1983年、蝶の幼生期の研究で京都大学理学部より博士号を取得。1993年、日本蝶類学会会長を経て1999年から日本蝶類学会名誉会長を務める。サラリーマン生活を続けるかたわら、幼年時代から蝶の調査・研究の夢を失わなかった。そして、アマチュアリズムに立脚した日本の蝶研究を世界の一流へ高めたと評価されている。2008年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 韓国ほろ酔い横丁 こだわりグルメ旅
-
- 和書
- 私がわからない



