ヤマケイ文庫<br> 御嶽山噴火―生還者の証言 (増補版)

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ヤマケイ文庫
御嶽山噴火―生還者の証言 (増補版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635049986
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0175

出版社内容情報

あれから10年。
頂上直下で被災した山岳ガイドが綴った決死の脱出行。
そして伝え繋げなければならない、山の教訓。

2014年9月27日午前11時52分。
久しぶりの好天に恵まれた週末、紅葉の最盛期、そしてお昼どきであったことから、御嶽山の山頂付近は多くの登山者でにぎわっていた。
そこに突如として水蒸気噴火が発生する。
火山ガスに覆われ、巨大な噴石が飛び交い、一瞬にして生死の境に登山者たちは放り込まれてしまった。

頂上付近で被災しながらも生還した著者が、その決死の脱出行と教訓をもとに2016年に刊行した『御嶽山噴火 生還者の証言』に、その後の安全登山活動、御嶽山の防災への取り組みなどを追加し文庫化

内容説明

火山列島・日本の山に登る全ての登山者に語り継ぎたい貴重な証言集。2014年9月27日。好天に恵まれ、紅葉の最盛期でもあった土曜日の御嶽山山頂は登山者でにぎわっていた。しかし11時52分、突如として水蒸気噴火が発生。火山ガスが噴き出し、巨大な噴石が飛び交うなか、登山ガイドである著者は頂上付近で被災しつつも生還できた。御嶽山噴火とはなんだったのか…。その思いを噴火から2年後に記した書籍『御嶽山噴火 生還者の証言』に新章「噴火から十年」を加筆・増補し文庫化。

目次

第1章 運命の一日(絶好の登山日和;十一時五十二分、一回目の噴火 ほか)
第2章 噴火の実態(御嶽山という山;噴火の様相 ほか)
第3章 噴火の爪痕(困難を極めた捜索活動;取材と報道、伝えることの大切さ ほか)
第4章 噴火の教訓(生還できた理由;正常性バイアスと多数派同調バイアス ほか)
文庫増補分 第5章 噴火から十年(二〇一八年規制解除;二〇一九年規制解除 ほか)

著者等紹介

小川さゆり[オガワサユリ]
1971年、中央アルプス、南アルプスが映えるまち、長野県駒ヶ根市生まれ。南信州山岳ガイド協会所属の信州登山案内人、日本山岳ガイド協会認定ガイド。スノーボードのトレーニングのため山に登り始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

81
(2024-140)手軽に登れる3000m峰として人気の御嶽山。だが、2014年9月27日に突如噴火し、63名もの犠牲者を出す大惨事になった。著者は山岳ガイドという山のプロで、下見に訪れた際に頂上付近で被災した。この時近くにいた登山者で亡くなった方も多い。この時登山者の生と死を分けたのはなんだったのか?簡潔に言えば「危機意識」「瞬時の判断」「身につけた技術」最後は「運」だという。最終的には自分の命は自分でしか守れない。万一の事を想定し、自分が取るべき行動を考えておく必要があると思う。五つ星です。★★★★★2024/10/01

すきま風

5
ある程度ロープウェイや車で登山口まで行けるような3,000m級の山に登る際は雨具などの装備や十分な水分と食料は準備していくが、低山の場合、荷物を減らす事を最優先に考えてしまう。それこそ、山をなめている状態になってはいまいか。山をなめないこと、自然は予測できないが、常に危機管理を持って登山することで命を落とす確率を少しでも減らせる事を繰り返し説いている。本書は御嶽山噴火に遭遇し、生還をした著者の実体験なので比べるべくもないが、例え低山でも道迷いや怪我のリスクは常にある。改めて登山の怖さを考えさせられた。2025/01/05

TI

5
噴火のときに山頂付近にいたガイドの人が書いた本。当日の現地の噴火から命からがら下山。この体験談は1/3程度。あとは下山のマスコミの対応や下山途中に知り合った人のその後や教訓など。登山は場合によっては命がけだとわかる。2024/11/07

ジャスミン

3
10年前に突然噴火した御嶽山。当日、単独でガイドの下見に来ていた山岳ガイドの女性による本です。噴石がたくさん飛んできて大きな被害が出たということはニュースで知っていたけれど、この本で初めて詳細を知り、改めて活火山の危険性と恐ろしさが伝わってきました。当日の警戒レベルは1。9月の休日でちょうど登山日和。近年の猛暑と違って、10年前ならきっとちょうど良い気候だったんだろう。まさか噴火するなんて誰も思わなかったはず。正常性バイアスがいかに怖いか、非常時にいかに迅速に行動できるかが重要だと学びました。2024/10/02

a.i

3
★★★★『検証・御嶽山噴火』よりも読みやすく、状況もわかりやすく、被災者の生の声で綴られているのがとても良かった。 山と溪谷社の本は誤植が多く、今回もせっかく良い本なのにびっくりするような誤植があったのがとにかく残念だ。2024/09/07

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