ヤマケイ文庫<br> 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態

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ヤマケイ文庫
人を襲うクマ―遭遇事例とその生態

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  • サイズ A6判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635049115
  • NDC分類 489.57
  • Cコード C0175

内容説明

最近、人里や市街地などに出没するクマによる事故が増えてきた。里山の荒廃が進み、クマと人間との生活領域が近づいてきたからだという。こうした事故のなかから、山菜採りや登山者などが遭遇した事例7件を取り上げて検証。さらに1970年、世間に大きな衝撃を与えた日高カムイエクウチカウシ山のヒグマ襲撃事故の実態や地元猟師へのインタビュー、専門家による生態の解明と対処法など、クマの事故を未然に防ぐ方策を探る。

目次

第1章 日高・カムイエクウチカウシ山のヒグマ襲撃事故
第2章 インタビュー 地元猟師が語る、秩父のクマの今
第3章 近年のクマ襲撃事故(雪山に出没したクマ(上越国境・仙ノ倉山)
畳平駐車場襲撃事故(北アルプス・乗鞍岳)
休日の山頂付近に現われたクマ(奥多摩・川苔山)
子連れグマ襲撃事故(滋賀・高島トレイル)
山菜取りの連続襲撃事故(秋田県鹿角市の山林)
里山に出没したクマ(奥武蔵・笠山)
山スキーでクマと遭遇(北アルプス・栂池自然園))
第4章 クマの生態と遭遇時の対処法(ツキノワグマとヒグマの生態;最近のクマの出没と事故;人身事故増加の背景;クマとの付き合い)

著者等紹介

羽根田治[ハネダオサム]
1961年、さいたま市出身。フリーライター。山岳遭難や登山技術に関する記事を、山岳雑誌や書籍などで発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆を続けている。2013年より長野県の山岳遭難防止アドバイザーを務め、講演活動も行なっている。日本山岳会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

128
最近、全国で人がクマに襲われる事例が多発している。死者まで出たと聞くと早く駆除しろと思うが、両者とも相手のテリトリーへ侵入しなければ何も起こらない。しかし過疎化で里山が荒れ、エサとなる木の実が減っている現実は、否応なく人獣の境界線を接近させる。クマは山で食べ物がなければ遠慮なく人里に下りるので、結局は人が警戒するしかない。またクマに襲われた人がいかに無力であり、生きのびた人も深刻な傷害を受けた実態は恐ろしいほどだ。人の営為が原因ならば一方的に駆除するだけでなく、人の側から共存の道を探れないか考えてしまう。2023/12/23

Shoji

44
私はトレッキングを趣味にする者です。紀伊半島の山間部に入ります。ツキノワグマの生息域です。登山口には、「熊注意」、「熊生息域です」などの注意喚起の看板が普通に設置されています。時に、非常に獣臭い日もあります。実際に、熊のフィールドサインも見かけることがあります。幸いなことに、熊に遭遇したことはありません。この本は、熊による人的被害の実例集です。しかも身近な所に熊が出没しているようです。実際にニュースで見聞した事例もあり非常に怖いです。しかも、熊の被害は天災ではなく、自然を蔑ろにした人災のようです。怖い、、2021/05/11

p.ntsk

33
福岡大ワンダーフォーゲル同好会の事故をはじめ近年起こったクマの襲撃事例や生態について解説されている。クマとの遭遇事故は餌の減少、人とクマとの緩衝地帯になっていた里山の荒廃などが要因のひとつとしてあげられている。事故の生々しい証言を読むと遭遇してしまった時の絶対的な対処法や正解はないと感じる。事故を防ぐにはクマの生態や取り巻く環境の変化を知り遭遇しないようにすることが肝要だと思った。 2023/06/17

まるぷー

29
七件のヒグマとツキノワグマによる人身事故とクマの生態や遭遇時の対処法が書かれている。1970年の日高山脈での福岡大学のワンゲル部の事件は他書でも読み有名な話だが、ヒグマに付きまとわれその執念深さの恐怖が伝わる。十和田湖付近でのツキノワグマによる連続襲撃事件は記憶にある。クマの生息数は4万頭と推定され、近年増えているという説と山が人工林になり人里に下りてくる数が増えているだけという説。クマの生息域に入り襲撃されたから駆除するのは人間のエゴであると書かれ、共感するところもある。野生動物との共存が望まれる。2023/05/26

しっぽちゃん

7
★★★☆☆2023/02/19

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