ヤマケイ文庫<br> 山棲みの記憶―ブナの森の恵みと山里の暮らし

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ヤマケイ文庫
山棲みの記憶―ブナの森の恵みと山里の暮らし

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  • サイズ A6判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635048675
  • NDC分類 382.12
  • Cコード C0175

内容説明

ブナ原生林・白神山地周辺、下北半島をはじめ、北東北の山里に生きる人々の姿を描いたルポルタージュ選集。狩猟、釣り、山菜採り、炭焼き、林業、開拓…。今や失われつつある、山の民の暮らしを訪ね、豊かな山野の恵みと共生した生活文化の記憶をたどる。

目次

1 北の山里に生きる(春マタギ;木出し山;ウサギ狩り;下北の釣り名人;忍び撃ち;粋な山棲み人;ある炭焼き夫婦の一日;地竹細工の村;浄法寺の〓子;鍛冶 軽米源光;嶽温泉「岩木食堂」;十和田湖仙人;廃村むかしがたり;開拓村 苦闘の人生;津軽大川原の火流し;半夏生の作占い)
2 白神の恵みの森(春とともに;ある山菜採りの山がたり;長慶平開拓集落、雨の一日;旋毛虫症発症記;白神山地に生きる)

著者等紹介

根深誠[ネブカマコト]
1947年、青森県弘前市に生まれる。明治大学山岳部OB。日本山岳会会員。日本勤労者山岳連盟顧問。1973年以来、ヒマラヤに通い続ける。これまでにヒマラヤの未踏峰6座に初登頂。故郷津軽の自然を愛し、白神山地を歩き尽くす。ブナ原生林を東西に分断する青秋林道の建設計画が持ち上がった際には、反対運動を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッピー

35
北東北の山間部に住む人々に聞き歩いた生活誌。猟師、農民、炭焼き、山菜採り、渓流釣りから、神事、開拓の苦労まで山里の日常を広く深く紹介。山の魅力をたっぷり湛えた本ですが、一方で過疎が進み、山が荒れて、豊かな自然が急速に細りつつあったことも警告しています。資金難のために保護林の代伐許可を出す営林署、都会から多量の人とゴミがもたらされる道路整備、自然保護の美名のもとにそこで生活をしていた地域住民すら締め出そうという動き・・・様々な矛盾は更なる荒廃を呼ぶ。人類が自然の恵みを大事にできる知恵を持てますように・・・2019/12/31

to boy

28
1989年から9年間、白神山地に住む人たちへの聞き取りをまとめた一冊。炭焼き小屋に住み、山菜や川魚を採り、時にはクマやウサギを捕りながら暮らしていた人たちの生活のなんと豊かな事に驚き。素朴でいながら毎日の生活に彩がある生活がうらやましい。そんな生活も世界遺産登録に伴い立ち入り禁止となった今は山を生活の場とする住民にとっては暮らしが成り立たなくなってしまったという、なんともやりきれない気持ちです。2019/08/25

tsubomi

3
2023.04.23-06.25:青森県内の山地や森林地帯に暮らす人々を訪ね、その生活や文化や歴史に迫るルポルタージュ。伐採が進んで荒廃してしまった森。そこは私も車で通ったことがある地区でした。私の眼にはきれいな森の中の道路に見えていたけれど、かつてはもっと鬱蒼とした原始の森だったと思うと切なくなりました。最も印象的だったのは、ダムの底に沈んだ西目屋村の砂子瀬地区のこと。マタギの集落として知られていて、私も資料館を訪れたことがあり、縄文時代から続いてきた山の暮らしの知恵をなんとか残せたら、と祈っています。2023/06/25

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