内容説明
二〇一〇年に創刊されたヤマケイ文庫は、今日に至るまで一三〇を超えるタイトルを刊行してきました。そのなかから「山の名著」と呼ぶにふさわしい五〇冊を、創刊当時からの編集長・萩原浩司が独断で選考。豊富な写真を使って紹介します。写真を見て読んだ気に浸れる、とっておきの推薦図書をお楽しみください。
目次
新編 単独行(加藤文太郎)
新編 風雪のビヴァーク(松涛明)
山と溪谷―田部重治選集(田部重治)
山―大島亮吉紀行集(大島亮吉)
若き日の山(串田孫一)
山の眼玉(畦地梅太郎)
山からの絵本(辻まこと)
マッターホルン北壁―日本人冬期初登攣(小西政継)
ザイルを結ぶとき(奥山章)
わが愛する山々(深田久弥)〔ほか〕
著者等紹介
萩原浩司[ハギワラヒロシ]
1960年栃木県生まれ。82年青山学院大学法学部・山岳部卒。大学卒業後は山と溪谷社に入社し、雑誌『skier』副編集長などを経て、『山と溪谷』『ROCK&SNOW』の編集長を歴任する。書籍部門ではヤマケイ文庫、ヤマケイ新書シリーズを創刊し、現在は山岳図書出版部部長。2013年、母校・青山学院大学山岳部のアウトライアー(7090m)東峰登山隊に隊長として参加し、初登頂を果たす。日本山岳会「山の日」事業委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カザリ
25
読みたい本が見つかりました!この本で紹介さされている冒険者たちを見てなぜ自分がシルクロード好きなのかわかった気がします。三蔵法師って法師っていうか完全なる冒険者なんだ、気がつかなかったけどという。加藤文太郎、松濤明、大島亮吉、小西政継、山野井泰史、メスナー、平塚晶人、踏破したい!!!!2020/01/21
hatayan
23
「ヤマケイ文庫」に収録された130余りの作品のなかから名著50作を写真付きで解説。 山の古典として加藤文太郎『単独行』、松濤明『風雪のビヴァーク』。 冒険者の熱い志と極限の世界を覗ける松田宏也『ミニヤコンカ奇跡の生還』、植村直己『北極圏1万2000キロ』、山野井泰史『垂直の記憶』。個人的には上温湯隆『サハラに死す』が入っていたのは嬉しかった。 巻末にも少し記してありましたが、版元の制約がなければ植村直己『青春を山に賭けて』、深田久弥『日本百名山』、角幡唯介『空白の5マイル』なども候補に入っていたはず。2019/02/17
しゅう
16
ヤマケイ文庫の山の名著50冊を、素晴らしい山の写真とともに紹介している本です。さすが山の編集長萩原氏。抜粋した文も、写真も素晴らしいです!!間の解説や山に関するコラムも良かった。読みたい本がどんどん増えていきます。素晴らしい登山家は文章も素早く、きっと感性が豊かだったのでしょう。私も登山は好きですが、いまだにこんな箇条書きのような文章しか書けません。2026/02/10
あきあかね
11
山と渓谷社のヤマケイ文庫には、国内外の山をめぐる名著がずらりと立ち並ぶ。その中から、本書では壮麗な山々の写真とともに、50冊の名作が選ばれている。「山の詩人」の呼び名が相応しいレビュファの詩情溢れる『星と嵐』。「冒険とは可能性への信仰である」という言葉を遺し、サハラ砂漠で姿を消した上温湯隆の『サハラに死す』。雪洞のなか生還を諦め凍傷の指で綴られた遺書を収める松濤明の『風雪のビバーク』。 本書で取り上げられる本の作者は山に命をかけたクライマー達だ。多くの読者が決して見ることのない、生と死のあわいの⇒2026/05/23
ないとう
3
山と渓谷車の文庫本ヤマケイ文庫から17冊+33冊を写真と共に説明。読んだことのある本もチラホラ。戦前の登山史みたいなものはちょっと難しいかなぁと思うものもあるけど、比較的最近のものは読んでみたいかな。。ミニヤコンカ奇跡の生還、処女峰アンナプルナとか、、。2023/01/07




