内容説明
渓流釣りの世界で、数々の優れた文章を記してきた白石勝彦の代表作。四〇~五〇センチの大イワナを求めて、山深くまで入渓した、昭和三七年~四七年までの昭和源流釣行記。北海道や飯豊・朝日連峰の難渓を中心に、一一本もの釣行記を収録。沢登りルートとしても困難なルートが多く、登山ルポルタージュとしても読める。失われつつある貴重な「山」の記録でもある。
目次
北アルプス・梓川―大プールの主との対決
朝日連峰・大鳥池―幻の滝太郎への長い挑戦の旅
朝日連峰・東大鳥川西ノ俣沢―暗いゴルジュの奥に隠されたイワナの楽園
朝日連峰・八久和川―五〇センチの大イワナが乱舞する長大な流れ
南アルプス・寸又川逆河内―日本最高の大アマゴ釣り場
日高山脈・元浦川ソエマツ沢―豊饒な日高の渓流群への第一歩
日高山脈・豊似川―大アメマスの遡る川
知床半島・フンベ川―北の渓の宝石・オショロコマ
朝日連峰・三面川高根川、猿田川―山越えルートによって開けた新しいイワナの世界
飯豊連峰・胎内川―飯豊の秘境・ダンゴ河原への侵入
日高山脈・静内川コイボクシュシビチャリ川―わが究極の地・大イワナの滝壷への遡行
著者等紹介
白石勝彦[シライシカツヒコ]
1942年、東京都大田区生まれ。人跡まれな険しい山岳渓流の最源流で大ヤマメ、大イワナを釣って歩く。北海道から鹿児島まで日本全国、渓流魚が生息するすべての県で渓流釣りを経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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