ヤマケイ文庫<br> 北極圏1万2000キロ

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ヤマケイ文庫
北極圏1万2000キロ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 453p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635047692
  • NDC分類 297.8
  • Cコード C0175

内容説明

極北の村シオラパルクでの極地生活と犬ゾリのトレーニングを終え、植村直己が次に向かったのは、グリーンランドのヤコブスハウンからアラスカのコツビューまで1万2000キロにおよぶ途方もない犬ゾリ行だった。ブリザードに行く手を阻まれ、ソリを海中に落とし、白熊の恐怖におびえ、食糧不足と重労働でハスキー犬たちを次々に失ってしまう。それでも1年半をかけて完全走破した、植村直己の不滅の記録である。

目次

第1章 氷の王国グリーンランドに挑む(出発、そして最初の苦闘;リーダー犬・アンナ;戻ってきた太陽;無人地帯・メルビル湾を突破;懐かしいエスキモーたちとの再会)
第2章 カナダ北部の無人地帯を往く(なくなっていた補給食糧;無人地帯で人に会う;至近距離で白熊を見る;一路ケンブリッジベイを目指す;近づく夏、溶けゆく氷)
第3章 厳冬のツンドラに闘う(越夏―ある老エスキモーとの生活;米軍基地からの電話;チーム再編成;負傷、零下五十一度、彷徨;斃れていく犬たち)
第4章 最後の旅―アラスカへ(国境の上にテントを張る;アラスカのエスキモーたち;一万二〇〇〇キロを走り抜く)

著者等紹介

植村直己[ウエムラナオミ]
1941(昭和16)年、兵庫県生まれ。明治大学卒業。日本人初のエベレスト登頂をふくめ、世界で初めて五大陸の最高峰登頂に成功。76年、グリーンランドからアラスカまで1万2000キロ走破など2年がかりで北極圏犬ぞり旅を行ない、78年には犬ぞりを使った北極圏単独行とグリーンランド縦断にも成功。その偉業に対し菊池寛賞と英国のバーラー・イン・スポーツ賞が贈られた。84年2月、マッキンリーに冬季単独登頂後、消息を絶ってしまった。84年、国民栄誉賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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とんかつラバー

13
1万2000キロという距離がぱっとこないが、東京大阪間が約500km。1970年代の話だが、この頃すでに多くのエスキモーは犬ぞりでなくスノースクーターを使用し、住居も政府から「与えられた」土地と家で生活している。狩りをする人は年配者だけである。冒険成功の鍵は彼がエスキモーと打ち解け、極寒の地で生きていく術を学べたからだろう(不思議な事に日本人の顔は非常にエスキモーと似ていている)今現在、同じチャレンジができるだろうか?そり犬やその扱いを得ている人はもはやいないであろう。2023/02/05

ランフランコ

11
よくもまあこんな事しようと思うわ。12000キロとか車でも走りたくない。犬橇で行くんで当然だがほとんど犬と超親切なエスキモー達の話だ。特に犬についてはかなりむごいシーンが多い。植村直己は偉大な冒険家だがそこは歩いて行けよと思う。何か重大な使命があるわけでもなく、個人の冒険心を満たす為に犬をつき合わすのは可哀相だ。犬は家畜というエスキモーの考え方は理解できるが、生活の上で必要なのと冒険の道具とは全然別物だろう。俺は犬については大いに批判的だ。現地のエスキモーたちは素晴らしい。あまりにもハートフルな人達だよ。2018/11/13

岩原@FIKA HOUSE

6
植村さんの旅はいやホントすげぇな。。困難と苦境のつるべ打ち。極限状態のバーゲンセール。笑えなさ過ぎて逆に笑えてきます。相対的に、自分の身の回りの悩みがなんかちっぽけに思えてきて、前向きになれます。2015/11/16

よしあき

5
1日で一気に読んだ。 これを読むとほんとに冒険したくなる。比較的スラスラ書いてるけど、本当につらい旅だったんだろな。 イヌイットの人たちの温かさも印象的だった。 1970年代の本だが、極地すぎて文明があまり出てこないので、古さを感じなかった。2020/05/31

ちやむ

5
世界の植村直己による、北極圏犬ゾリ大冒険記。印象に残ったのは第三章の終盤。北極圏の大自然を前に、次々と倒れ死んでいく犬たちを人として憐れむ一方で、その犠牲の上に筆者自らの命が成り立っている現実のコントラストは、読んでいて、自然界と人間界の格差的なものを感じずにはいられませんでした。それでもこの大冒険を最後までやりきる植村直己の凄さ、意思の強さに感銘を受けました。その原動力は夢を叶えるためであるというところに、改めて夢を持つことの大切さを学びました。再読したいと思います。2017/09/07

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