内容説明
読図の基礎からナヴィゲーション技術までを体験的に解説。道迷い遭難の実例からナヴィゲーション技術の重要性を言及。地図とコンパスの特性&読図の基本と実践を徹底解説。道迷いを防ぐナヴィゲーションスキル習得方法を紹介。GPSを高度計、スマホを利用したナヴィゲーション術の実践。日本の山岳地形に沿った「地形を先読み」するスキルが学べる。読図力を高められる練習問題をふんだんに紹介。
目次
1 ナヴィゲーションスキルを身につけよう
2 道迷いはなぜ起こるのか?
3 ナヴィゲーションの基礎
4 ナヴィゲーション用具
5 ナヴィゲーションのための読図の基礎
6 コンパスを使う
7 プランニングと先読み
8 現在地を把握する
9 ルート維持
10 実践ナヴィゲーション技術
11 地図とナヴィゲーションにさらに親しむ
著者等紹介
村越真[ムラコシシン]
1960年生まれ。南極観測隊員であった父や山好きの母に連れられ、小学生のころから山に親しむ。14歳からオリエンテーリングを始め、日本選手権を通算22勝。世界選手権は通算13回出場。1986年と1996年の2度にわたり、アジア・環太平洋チャンピオン。1988年より静岡大学教育学部に勤務。読図・ナヴィゲーション能力など、複雑な環境下における人間のスキルを研究テーマとしている。2001年からはナヴィゲーションスキルに関する講習・執筆活動を行ない、研究と実践の融合を目指す。静岡大学教育学部教授、国立登山研究所専門調査委員、日本サーチアンドレスキュー研究機構理事、NPO法人Map,Navigation,and Orienteering Promotion理事長。(公社)日本オリエンテーリング協会専務理事
宮内佐季子[ミヤウチサキコ]
1975年生まれ。アドベンチャーレースのプロチーム、「Team EAST WIND」のメンバーとして世界各地のアドベンチャーレースを転戦し、1999年「エコチャレンジ」(パタゴニア)15位・日本人初完走、2000年「レイド・ゴロワーズ」(0チベット・ネパール)14位などの成績を残す。そこで地図読みの重要性を痛感し、オリエンテーリング競技に取り組む。2004年度全日本オリエンテーリング大会女子優勝。2004年国体山岳縦走競技優勝(京都府成年女子代表)。自転車シクロクロスのトップ選手としても知られ、2012年、13年と全日本シクロクロス選手権優勝。アドベンチャーレースと地図読みの経験をいかし、各地でアウトドアイベントのコースづくりに関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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