山岳読図ナヴィゲーション大全

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山岳読図ナヴィゲーション大全

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784635043861
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0075

内容説明

読図の基礎からナヴィゲーション技術までを体験的に解説。道迷い遭難の実例からナヴィゲーション技術の重要性を言及。地図とコンパスの特性&読図の基本と実践を徹底解説。道迷いを防ぐナヴィゲーションスキル習得方法を紹介。GPSを高度計、スマホを利用したナヴィゲーション術の実践。日本の山岳地形に沿った「地形を先読み」するスキルが学べる。読図力を高められる練習問題をふんだんに紹介。

目次

1 ナヴィゲーションスキルを身につけよう
2 道迷いはなぜ起こるのか?
3 ナヴィゲーションの基礎
4 ナヴィゲーション用具
5 ナヴィゲーションのための読図の基礎
6 コンパスを使う
7 プランニングと先読み
8 現在地を把握する
9 ルート維持
10 実践ナヴィゲーション技術
11 地図とナヴィゲーションにさらに親しむ

著者等紹介

村越真[ムラコシシン]
1960年生まれ。南極観測隊員であった父や山好きの母に連れられ、小学生のころから山に親しむ。14歳からオリエンテーリングを始め、日本選手権を通算22勝。世界選手権は通算13回出場。1986年と1996年の2度にわたり、アジア・環太平洋チャンピオン。1988年より静岡大学教育学部に勤務。読図・ナヴィゲーション能力など、複雑な環境下における人間のスキルを研究テーマとしている。2001年からはナヴィゲーションスキルに関する講習・執筆活動を行ない、研究と実践の融合を目指す。静岡大学教育学部教授、国立登山研究所専門調査委員、日本サーチアンドレスキュー研究機構理事、NPO法人Map,Navigation,and Orienteering Promotion理事長。(公社)日本オリエンテーリング協会専務理事

宮内佐季子[ミヤウチサキコ]
1975年生まれ。アドベンチャーレースのプロチーム、「Team EAST WIND」のメンバーとして世界各地のアドベンチャーレースを転戦し、1999年「エコチャレンジ」(パタゴニア)15位・日本人初完走、2000年「レイド・ゴロワーズ」(0チベット・ネパール)14位などの成績を残す。そこで地図読みの重要性を痛感し、オリエンテーリング競技に取り組む。2004年度全日本オリエンテーリング大会女子優勝。2004年国体山岳縦走競技優勝(京都府成年女子代表)。自転車シクロクロスのトップ選手としても知られ、2012年、13年と全日本シクロクロス選手権優勝。アドベンチャーレースと地図読みの経験をいかし、各地でアウトドアイベントのコースづくりに関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソウ

3
昨年秋頃から地図読みの勉強を始めて、ここ最近はオリエンテーリングやロゲイニングのイベントに参加するようになりました。体系的なテキストでの学習も必要だと思い、昨年末の改訂版発売と同時にポチり、ようやく読了。タイトル通りの内容、申し分ないです。全ては危機管理のため(制御可能性=シナリオ予測という視点)。ただ、やっぱり読図は座学よりも実地の方が楽しいし一番身に付くように思います。また、具体的なコンパスの操作方法や地形の概念等を理解するためにも、最初は専門家の講習会に参加する方がベターだと思いました。2018/03/29

takao

2
ふむ2018/02/08

やん

1
時間がなくて走り読み。「山岳読図大全」と基本的には同じ内容。山を歩いていて感じるのは、地図を読めるかというより、現在地がわかるかどうかが大事ということ。もちろん地図が読めることは前提として、山の現地には地図に現れない尾根や谷、急傾斜など局地的地形があり、地図だけを頼りにしていては危険だと思う。GPSも誤差があったり衛星をロストしたりすることはよくある。周囲の景色や今まで歩いてきたルートなどを総合的に勘案して、慎重に進むべき方向を定めていくのが重要だ。この本はフィールドブックとして演習に使うと良さそうだ。2018/05/25

M村

1
最近山を登り始めたのだが、実は地図はあまり読まない。少なくとも登山中に必要に駆られて読むことは少ない。というのも百名山など有名な山ばかり登っているので道がはっきりしており地図が必要ないからだ。地図を読み、自身の周りを観察し仮説を立て、現在地を特定する。また地図から先の危険を予測し遭難を回避することを中心に書いてある。いずれはほとんど人の入らない低山を、地図を駆使して歩き回ってみたいと思った。2018/02/04

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