慶應義塾大学東アジア研究所叢書
近代中国の地域像

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  • サイズ A5判/ページ数 452p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634672246
  • NDC分類 222.06
  • Cコード C3022

目次

「近代中国の地域像」研究の意味
近代中国の夫殺し冤罪事件とメディア―楊乃武と小白菜
第一次大戦前後の青島における獣骨と骨粉の輸出について
平民教育と天津社会―中華民国北京政府期における「社会教育」の地域性
山東省の〓(けい)壇と地方官僚―済南道院前史
『婦女雑誌』の母乳育児論に見る身体と近代―日中比較の視点から
福建省南西部農村における社会紐帯と地域権力
近代蘇州における基層社会の管理と郷村役
西安の近代と文物事業―西京籌備委員会を中心に
戦時首都重慶の形象をめぐって―抗戦時期文化界の状況とキリスト教会各派の活動
日中戦争期晋冀豫辺区の貨幣流通
回顧される革命―ある老基層幹部のライフヒストリーと江南農村
上海における美食街の誕生―雲南南路と小紹興酒家を例として

著者等紹介

山本英史[ヤマモトエイシ]
1950年生まれ。慶應義塾大学文学部卒、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。中国明清史、近代農村社会史専攻。現在、慶應義塾大学文学部教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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