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内容説明
波乱のなかを力強く生きたロシア。ルーシの都キエフ、幻想の都ペテルブルク、三つの顔をもつ都モスクワ―その歴史をたどる。
目次
序章 ロシア―風土と文化
第1章 キエフ・ルーシ
第2章 モスクワ・ロシア
第3章 ペテルブルク帝国
第4章 赤いモスクワ
第5章 第三のモスクワ
著者等紹介
和田春樹[ワダハルキ]
1938年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。現在、東京大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アトレーユ
17
ロシア文学を読むたびに、ロシアの歴史を勉強してるような…そのわりには、進歩していないような…(笑) 『レーニンはロシア革命しました』『スターリンは世界大戦と大粛清の嵐の人です』ってのは点として理解しても「なぜそういう行動に至ったのか」というベクトルが把握できてないんだな。ソルジェニーツィンも読んでる最中だし、もう少しロシア史…というか、レーニン・スターリンをお勉強することにします。2017/02/02
サタイン
1
ロシアの求める昔の強かったロシアとは一体?と思って図書館から借りてきた。ロシアという国は強国。強国ではあるけど、結局昔からあまり体制が変わってなくてこんな粛清ばっかりやっているのに強国で居続けられるって事は理解はできないけど凄い国であるとは思う。後、社会主義という名の独裁がロシア地方で猛威を振るったのはその背景がきっちりあったからで、他の国でこれが流行るとは到底思えないので必要以上に恐れていた感はある。2022/03/13
文公
1
復習2016/06/17
フェイ
1
著者はロシア史研究者 200頁以内でロシア史を語っていることもあり、各時代の首都から見たロシア史を簡単かつ駆け足に語っている。そのため、あまり突っ込んだ話はされていないが、ロシア史の流れを掴むには充分という印象を受けた。 2016/05/23
Masa03
0
一冊にまとめられたロシア通史。ありがたや。 ロシア史はバラエティーに富んでいる。ルーシの時代、大公国時代、タタールの軛、帝国時代、ソ連時代、ロシア共和国時代。でも、通史ってあまり見たことがない。少なくとも、一冊にまとまったようなのは。 ということで、個人的に本書は非常にありがたい本だ。今まで断片的に得ていた知識のピースがようやく1つの絵になった。 しかし、プーチンの登場で締め括られるというのは…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2014/08/29