内容説明
中世の面影を今に残すドイツの古都、静かなたたずまいの中にありし日の歴史を語る古城―。ドイツ中世史家が歴史と文化に興味をもって旅する人におくる古都と古城の歴史散歩。
目次
第１部 ドイツの古城と歴史
第２部 古都の歴史散策
第３部 文化の連続と非連続―ドイツ中世都市の成立
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リッチー。
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ドイツの通史をからめながら、各地の城と都市を紹介。入門書として、ドイツの旅のお供として、うってつけの一冊。 出版されたのが91年とかなり前なので、情報には古さを感じるし、 旧東ドイツはあまり取り上げられていない。それを踏まえても、Ⅲ章のトリーア（トリアー）、ケルンの都市域の移り変わりのくだりはとても面白い。ドイツに行ける日がきたら、この二都市は絶対に訪れたい。
