歴史の見方・考え方―大学で学ぶ「考える歴史」

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  • サイズ B5判/ページ数 176p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784634640894
  • NDC分類 207
  • Cコード C1020

出版社内容情報

大学で歴史を学ぶとはどういうことか。そこでは、どのようなことに着目し、どのように考えるのか。現場で教えるエキスパートたちがそれぞれの視点から「歴史学」のエッセンスを紹介する。

佐藤 昇[サトウ ノボル]
編集

神戸大学文学部史学講座[コウベダイガクブンガクブシガクコウザ]
著・文・その他

内容説明

「歴史」の「現場」をアクティブに考える。どのようなことに着目し、どのように考え、歴史をつくりあげていくのか。12の異なる時代・地域から紹介する。

目次

第1部 なじみの話題を新たな視覚から(人が人を処罰するというのはどういうことなのだろう―民主政アテナイの裁判と素人主義;人が人を支配するときなにが求められたのか―権力の舞台としてのフランス国王儀礼;戦場における情報戦略とは―城攻めの空間におけるコミュニケーションと情報戦略 ほか)
第2部 虚と実のうちに歴史をみる(権力を世襲する家の実像は―中世ヴェネツィア都市貴族の家意識;フィクションのなかに実像を探そう―あるカリフの虚像と実像;人はいつも歴史の真実をみようと願っているか―1898年の戊戌の変法から考える ほか)
第3部 ものに込められた意味をたどる(建築物に込められたさまざまな物語の意味をたどってみよう―タージ・マハルの歴史と物語;無名の人の歴史を研究するには―死者の履歴書、中国唐代の墓誌;「原爆ドーム」を設計した建築家の軌跡―歴史と人が交錯するとき ほか)

著者等紹介

佐藤昇[サトウノボル]
1973年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M

3
古代ギリシャの民主制と現代の裁判員制度の比較など現代に通じるテーマから、1898年の戊戌の変法など具体的な歴史的事実も取り扱っている。歴史家が歴史資料などを手掛かりに歴史の実態の真相に迫ろうとする考察がなされており、その論証過程は風化している歴史の一部に生命力を吹き込むかのようであり、また、まるで過去と対話をしているようであった。歴史文学による想像の世界に浸るのもいいが、史実を元に過去の実態を再現してみようとする見方にも発見がたくさんあり、それまでの自身の歴史観に新たな重層的空間を与えてくれるに違いない。2019/06/08

Masa

1
歴史を読み解く方法として文章、文献、図象、考古遺物、建築物によって現場を訪ねよう、という本。全部で12章のうち面白かったのは、米騒動と日本の神話伝承、そして地券の章。やはりある程度歴史が解っていないと、現場が何を語って来ているのか、まで考えが及ばないものだな、と思った。一方でタージ・マハルからインドの歴史が、入市式から中世フランスの権力構造が解るなど歴史学の面白さも伝わって来た。 2022/05/20

beirain

0
教科書みたいな感覚だった。 素人が読むにはちょっと専門的過ぎた。 ただ歴史調べる上でのアプローチに少し触れられた気がする。 想像以上に地味な作業で、自分には無理かなぁ。2018/07/09

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