内容説明
紺碧の海に太陽が一杯の夏のコート・ダジュール。高峰に雪が降り積もり白く輝くアルプスの山並。一面のブドウ畑にシャトーが点在するボルドー・ワインのふるさと。谷間に太古の壁画洞窟をひそませるヴェゼール渓谷、など。海と山と川とが織りなす表情豊かな自然とともに、多くの世界遺産の建造物が輝き、歴史が幾層にも折り重なった町や村の魅力。アルプス、ピレネ、オーヴェルニュの山間から、大西洋と地中海の沿岸、プロヴァンス…、ラスコー以来の歴史の地を訪ねる。
目次
第1部 ラスコーの洞窟からEU時代まで―歴史の起伏を乗り越えて(中央山地から南の自然地理;先史時代からローマ帝国へ;ゲルマン諸族の侵入からフランス王国へ;王国に組み込まれるフランス南部 ほか)
第2部 山間の街と陽光の海岸へ―南フランスの旅(ポワトゥ・シャラント;アキテーヌ;リムーザンとオーヴェルニュ;ミディ・ピレネ ほか)
著者等紹介
福井憲彦[フクイノリヒコ]
1946年生。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、学習院大学学長
稲葉宏爾[イナバコウジ]
1941年生。東京教育大学卒業。雑誌「アンアン」「クロワッサン」「エル・ジャポン」などのアートディレクターをつとめたのちフリーとなり、各種出版物のデザイン、アートディレクションを手がける。1987年からフランスに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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