内容説明
本書では、実践の分野に研究史的に見て質の高い参考資料を、理解しやすく、教室でも扱いやすい形で提示することを意図した。各時代ごとにテーマの概観を簡要にまとめ、用語解説や史料についてはその分野で重要なものにやや詳細な説明を付す、という形をとっている。
目次
第1章 なぜアイヌ史を学ぶのか(アイヌ民族の現状と差別問題;道民の「開基」意識とアイヌ民族問題;アイヌ史の学習を;本書の課題と構成)
第2章 アイヌ民族問題に関する教育をどう展開するか(古代国家と蝦夷;中世の日本・中国史料にみえるアイヌ民族の姿;松前藩の成立と商場知行制;場所請負制とアイヌ社会 ほか)
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