倭国大乱と吉野ヶ里

倭国大乱と吉野ヶ里

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  • サイズ B6判/ページ数 253,/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784634602403
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

目次

吉野ヶ里遺跡の概要
基調報告 吉野ヶ里を発掘して
基調報告 弥生時代の北部九州
シンポジウム 倭国大乱と邪馬台国―吉野ヶ里とのかかわり(東日本から弥生時代の動向をみると;文献史学の立場から;豊耕社会の防衛的集落;地域政劇の大連合の時期;小説家のイメージがふくらんで;邪馬台国畿内説、九州説をめぐって;弥生時代の終末年代;観音山遺跡と高地性集落;鉄の問題;鏡の問題と邪馬台国;討論をふりかえって)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山中鉄平

1
30年以上も前の書。題名に惹かれてザッと目を通してみた。吉野ヶ里遺跡と邪馬台国との関係について専門家の人達が色々語っておられるようなのだがこれも私の知識がないため何のことやらさっぱりわからなかった。でも雰囲気だけは楽しませていただいた。今は議論がさらに成熟してるのだろうな。3世紀辺りに日本内で力を付けてきた人々が力任せの喧嘩をしたり交易したりしてたようだ、というイメージが頭に残った。以前読んだ古墳の話しもぼんやり思い起こした。2025/02/16

マロソ

0
佐賀県の弥生時代大規模集落として、邪馬台国論争九州説における大きな論点となった吉野ヶ里遺跡。本著ではその概要を抑えつつ各研究者を招いたシンポジウム形式により、倭国大乱論争や邪馬台国論争を絡めながら本遺跡の意義を議論している。倭国大乱参考文献として読了も、元々邪馬台国論争と切っても切り離せないこともあって論点は主に後者。後漢書や魏志倭人伝の叙述や鉄製品、庄内土器などの出土遺物からの観点で考古学は勿論文献史学の意見が出ていて興味深い。高地性集落・環濠集落の盛行や矢尻の巨大化と文献との微妙な年代差をどう考えるか2012/08/09

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