出版社内容情報
日本、東アジア、西洋、イスラム――
王を支えた女性たちはどのように生き、どのような役割を果たしたのか?
社会構造における共通性、独自性はなにか?
宮廷女性をキーワードに時代や地域を横断し、政治に参加した女性の姿を浮かび上がらせる。
後宮・奧・ハレムと呼ばれる日本・アジアのみならずヨーロッパ諸国の「奥向き」について、組織面・制度面、そこに属する人々(后・妃嬪。女官・男官)に加え、彼ら彼女たちが携わった儀礼・文化にも目配りしながら検討を行った。地域・時代を越えた比較検討を行うことで、多様性を見いだすことが可能となり、多彩な「宮廷女性」像・「奥向き」像を提示することができたと自負している。(「はじめに」より)
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〈目次〉
はじめに――ジェンダーの視点から宮廷女性を解明する (神田裕理)
座談会 宮廷女性研究の現在と未来
第1部 宮廷内で働く女官・女房たちの仕事から考える
「采女」と「貢女」――日本古代国家の人材登用と男女の出仕 (伊集院葉子)
中世日本の「後宮」――後継者の「生産」に果たした役割 (松薗 斉)
女房としての紫式部 (倉本一宏
後宮女房の生涯と人事――中世~近世移行期日本の女房職の相伝性 (神田裕理)
明代の女官について――後宮の管理と後宮儀礼の実態 (前田尚美)
第2部 性差から宮廷内の役割を考える
中世日本の日記における女性のよばれ方 (村井章介)
オスマン帝国ハレムのジェンダー秩序 (小笠原弘幸)
モンゴル帝国の宮廷の女性が果たした政治的役割 (宇野伸浩)
レディース・イン・ウエイティングの役割とその影響 (山木聖史)
第3部 出自・身分・宗教による所属集団から考える
尼となる后妃たち――南北朝~隋唐時代の後宮 (松下憲一)
足利将軍家の「妻(室)」と「母」――その呼称をめぐって (木下昌規)
室町・戦国期の尼寺と尼僧――南御所・入江殿を中心に (高鳥 廉)
幕末維新期の公家女性と奥――菊亭美子の妻・未亡人・母として担った役割 (田中暁龍)
女子修道院の歴史とその文化活動をめぐる考察 (滝澤修身)
【目次】
内容説明
「見えないもの」を視る。日本、東アジア、西洋、イスラム―君主を支えた女性たちはどのように生き、どのような役割を果たしたのか?社会構造における共通性、独自性はなにか?「ジェンダー研究2.0」を見据え、新たな視点で挑む宮廷女性の比較史、刊行!宮廷女性をキーワードに時代や地域を横断し、政治に参加した女性の姿を浮かび上がらせる!
目次
座談会 宮廷女性研究の現在と未来
第1部 宮廷内で働く女官・女房たちの仕事から考える
第2部 性差から宮廷内の役割を考える(中世日本の日記における女性のよばれ方(村井章介)
オスマン帝国ハレムのジェンダー秩序(小笠原弘幸)
モンゴル帝国の宮廷の女性が果たした政治的役割(宇野伸浩)
レディース・イン・ウェイティングの役割とその影響)
第3部 出自・身分・宗教による所属集団から考える(尼となる后妃たち―南北朝~隋唐時代の後宮(松下憲一)
足利将軍家の「妻(室)」と「母」―その呼称をめぐって(木下昌規)
室町・戦国期の尼寺と尼僧―南御所・入江殿を中心に(高鳥廉)
幕末維新期の公家女性と奥―菊亭美子の妻・未亡人・母として担った役割(田中暁龍)
女子修道院の歴史とその文化活動(滝澤修身))
著者等紹介
神田裕理[カンダユリ]
1970年、東京都出身。日本女子大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期満期退学。現在、日本大学文理学部史学科非常勤講師。元国際日本文化研究センター客員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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