王室・後宮・奥・ハレム - 歴史学のなかのジェンダーを考える

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  • サイズ 46判/ページ数 288p
  • 商品コード 9784634591585
  • Cコード C0022

出版社内容情報

日本、東アジア、西洋、イスラム――
王を支えた女性たちはどのように生き、どのような役割を果たしたのか? 
社会構造における共通性、独自性はなにか?
宮廷女性をキーワードに時代や地域を横断し、政治に参加した女性の姿を浮かび上がらせる。


後宮・奧・ハレムと呼ばれる日本・アジアのみならずヨーロッパ諸国の「奥向き」について、組織面・制度面、そこに属する人々(后・妃嬪。女官・男官)に加え、彼ら彼女たちが携わった儀礼・文化にも目配りしながら検討を行った。地域・時代を越えた比較検討を行うことで、多様性を見いだすことが可能となり、多彩な「宮廷女性」像・「奥向き」像を提示することができたと自負している。(「はじめに」より)

………………………
〈目次〉
はじめに――ジェンダーの視点から宮廷女性を解明する   (神田裕理)

座談会 宮廷女性研究の現在と未来

第1部 宮廷内で働く女官・女房たちの仕事から考える
 「采女」と「貢女」――日本古代国家の人材登用と男女の出仕   (伊集院葉子)
 中世日本の「後宮」――後継者の「生産」に果たした役割   (松薗 斉)
 女房としての紫式部   (倉本一宏
 後宮女房の生涯と人事――中世~近世移行期日本の女房職の相伝性   (神田裕理)
  明代の女官について――後宮の管理と後宮儀礼の実態   (前田尚美)

第2部 性差から宮廷内の役割を考える
 中世日本の日記における女性のよばれ方   (村井章介)
 オスマン帝国ハレムのジェンダー秩序   (小笠原弘幸)
 モンゴル帝国の宮廷の女性が果たした政治的役割   (宇野伸浩)
  レディース・イン・ウエイティングの役割とその影響   (山木聖史)

第3部 出自・身分・宗教による所属集団から考える
 尼となる后妃たち――南北朝~隋唐時代の後宮   (松下憲一)
 足利将軍家の「妻(室)」と「母」――その呼称をめぐって   (木下昌規)
 室町・戦国期の尼寺と尼僧――南御所・入江殿を中心に   (高鳥 廉)
 幕末維新期の公家女性と奥――菊亭美子の妻・未亡人・母として担った役割   (田中暁龍)
  女子修道院の歴史とその文化活動をめぐる考察   (滝澤修身)


【目次】

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