政治の米・経済の米・文化の米―稲と米で読む日本史

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  • サイズ 46判/ページ数 488p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784634591479
  • NDC分類 616.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

日本人にとって米とは何なのか? 日本列島における稲作の歴史が紀元前10世紀半ばまで遡ることが明らかになったことは記憶に新しいが、その後の伝播についても各地でかなりの時間差があったことも明らかになった。また、米の食べられ方についても、戦後に入るまで白米は貴重だったことを改めて見直しながら、日本人にとって大変馴染み深いとされてきた米と稲作について、民俗学・歴史学・考古学の垣根を超えて、検証していく。
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〈目次〉
第1章 稲作のはじまり
第2章 「稲の王」としての天皇
第3章 稲米が生んだ武家政権
第4章 幕藩制下の稲米と貨幣    
第5章 近現代社会の稲米  

内容説明

食文化だけでは語れない、〈稲と米〉と日本人の深いつながりを「稲作のはじまり」から「現代社会とのかかわり」まで、時代を通して探る学際的通史!

目次

第1章 稲作のはじまり(稲はどこから来たのか;稲作はどのように広まったのか ほか)
第2章 「稲の王」としての天皇(天皇と稲米の祭祀;田租と律令 ほか)
第3章 稲米が生んだ武家政権(公田経営と荘園の発生;荘園領主と在地領主 ほか)
第4章 幕藩制下の稲米と貨幣(幕藩制と石高制;商品経済の発達 ほか)
第5章 近現代社会における稲と米(明治・大正・昭和期の農村政策;占領下の農業と稲米 ほか)

著者等紹介

新谷尚紀[シンタニタカノリ]
1948年、広島県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得、国立総合研究大学院大学・国立歴史民俗博物館名誉教授。社会学博士(慶應義塾大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

132
米不足が叫ばれているが、選挙でも外国産の輸入を増やせとの声は与野党問わず聞こえない。日本の歴史は米作と共に始まり、政治も経済も文化も米を基本とした。天皇は「稲の王」として政治体制成立の一歩となり、米が安定した租税となって経済が回り、事実上の貨幣として扱われて武士が誕生し武家政権時代をもたらした。ひとつの作物がこれほど国家の命運を左右した例は他にないが、孤立した島国という位置もあり独自の米に絡んだ文化が磨かれていったのだ。国民性に変化が現れる昨今でも、遺伝子レベルにまでしみ込んだ米への信仰は滅びそうにない。2025/07/10

Humbaba

1
米は日本人の主食だが、それはずっと昔から日本人が米をメインで食べ続けてこられたという訳でもない。勿論稲作自体は昔から行われているし、米が年貢として集められていたというのも事実ではある。しかし、稲作をしたとしても収穫量には限りがあり、年貢として支払う以上手元に残る量はそこまで多くない。そのため少ないコメを食べつなげられるように他のものを入れたり、別のものを食べるなどしていた。そして、何かのイベントの時には米を食べて、とても大切に扱っていた。2026/05/23

takao

1
ふむ2025/08/10

(ま)

1
民俗伝承学から読み直した日本史から見えてくる日本における稲と米の政治的、経済的、文化的、宗教的な意味と意義と重要性と2025/07/14

Ryo Sogawa

1
副題にあるとおり、稲と米の日本史なのだが…日本史そのものが、稲と米抜きには語れないことを感じた。2025/07/01

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