出版社内容情報
「アーキビスト」として「はたらく」ということを具体的な事例を通して紹介。様々な学びがここにつながり得ること、備えるべき知識と技能は何か、どのような広がりを持ち、「アーキビスト」になることで社会にいかなる付加価値をもたらすことができるのかを考える。
内容説明
アーキビストとは?「アーキビスト(Archivist)」は、社会が共有すべき重要な記録を守り、時を貫くアクセスを実現する専門職。日本では、その仕事と能力を明確にした『アーキビストの職務基準書』をもとに、2020年度から公的な認証制度がスタートした。
目次
第1部 アーカイブズへの誘い(個人の存在証明としての記録―特別養子縁組に関する記録管理と開示の課題;法制度・社会システムの改善のために―公法学から;歴史研究とアーカイブズ―史料保存運動から地域持続まで ほか)
第2部 アーキビストをめざす(アーキビストの仕事、その知識と技能―『アーキビストの職務基準書』を読む;世界とつながるアーカイブズ;アーキビストのキャリアデザインと生活)
第3部 アーキビストの「仕事場」から(国のアーカイブズ―東京大学文書館における目録作成と利用;豊島区の公文書管理―現場に寄り添い、ともに考える;民間企業の記録管理を支える―ワンビシアーカイブズでの情報資産管理 ほか)
著者等紹介
下重直樹[シモジュウナオキ]
学習院大学・准教授。1981年生まれ。内閣府大臣官房公文書管理課・専門職、国立公文書館公文書専門官などを経て現職。専門は歴史学(日本近現代史)、アーカイブズ学
湯上良[ユガミリョウ]
昭和女子大学・准教授。1975年生まれ。国文学研究資料館特任助教、学習院大学助教・客員所員を経て現職。専門は歴史学(西洋史)、アーカイブズ学。博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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paluko
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