出版社内容情報
明治150年。維新の元勲や偉人の顕彰が強調される中、明治維新期の意味を、社会史の深み、ふつうの人々の視座から、捉えなおす。
「明治150年」。維新の元勲や偉人の顕彰ばかりが強調される中、明治維新期の意味を、社会史の深みから、ふつうの人々の視座から、捉えなおす。
ダニエル・V・ボツマン[ダニエルブイボツマン]
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塚田 孝[ツカダタカシ]
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内容説明
「明治一五〇年」。維新の元勲や偉人の顕彰ばかりが強調される中、明治維新期の意味を、社会史の深みから、ふつうの人々の視座から、捉えなおす。
目次
序論 明治維新一五〇年―本書の成り立ちと私たちをとりまくもの
1 森林と村落の明治維新
2 海辺の近代化―江戸(東京)近郊地帯を事例として
3 大坂における取締りと身分―明治初期・役木戸の再設置出願から
4 近世身分制の解体と乞食救済=統制
5 維新変革と性売買問題―芸娼妓解放令を素材に
6 近代日本における売春観の起点―芸娼妓解放令制定過程とイギリスフェミニズム運動の視点から
7 地域医療の「近代化」と明治維新―栃木県塩谷郡の事例から
8 近代国家形成過程再考―新しい海洋の登場とジオ・ボディ
9 日本の都市と樹木―城と城下町の近世から近代へ
10 明治維新五〇年、六〇年の記憶と顕彰―一九一七年、一九二八年の政治文化
コメント アメリカの明治維新史研究
著者等紹介
ボツマン,ダニエル・V.[ボツマン,ダニエルV.] [Botsman,Daniel V.]
イェール大学歴史学部教授
塚田孝[ツカダタカシ]
大阪市立大学大学院文学研究科教授
吉田伸之[ヨシダノブユキ]
東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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