出版社内容情報
奈良の歴史や社会の変遷、寺社の役割、伝統芸能等多様な分野を、約900年にわたって続いてきた「おん祭」を通じ明らかにする
幡鎌一弘[ハタカマカズヒロ]
安田次郎[ヤスダツグオ]
内容説明
春日大社や興福寺がにぎわう、奈良最大の祭礼「おん祭」。その謎を解明した、中世から現代までのはじめての通史。日使、舞楽、流鏑馬、田楽、猿楽、競馬など、祭礼図を絵解きする。
目次
第1章 おん祭の成立
第2章 流鏑馬と武士
第3章 田楽と僧侶
第4章 中世から近世へ
第5章 『春日大宮若宮御祭礼図』を読む
第6章 近代の祭り
終章 現代のおん祭
著者等紹介
幡鎌一弘[ハタカマカズヒロ]
1961年、大阪府に生まれる。1994年、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、天理大学おやさと研究所教授
安田次郎[ヤスダツグオ]
1950年、奈良県に生まれる。1979年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、お茶の水女子大学名誉教授、放送大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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