日本史リブレット人<br> 西園寺公望―政党政治の元老

個数:
  • ポイントキャンペーン

日本史リブレット人
西園寺公望―政党政治の元老

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 11時56分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 104p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634548909
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C1321

出版社内容情報


明治・大正・昭和の三時代を生き抜いた政治家西園寺公望。なぜ西園寺が「最後の元老」となったのかを解き明かし、なぜ明治憲法下の日本で、政党政治が定着できたのかを考える。

永井 和[ナガイカズ]
著・文・その他

内容説明

太平洋戦争開戦の一年前に九一歳で亡くなった西園寺公望は、明治・大正・昭和の三代の天皇に仕え、日本近代の大変動を生き抜いた政治家であった。本書は、彼の長い長い生涯を概観することはしない。もっぱら、なぜ西園寺が「最後の元老」となったのかという問題に集中する。時間的にいえば、大正中期から昭和初期の一〇年ほどの時期が取り扱われるにすぎない。しかし、この問題を解き明かさなければ、議会政治の出現を想定していない明治憲法のもとで、いかにして政党政治が定着できたのかという問に答えることはできないのである。

目次

最後の元老
1 元老の役割
2 御下問範囲拡張問題
3 元老は園公で打止め
4 西園寺「最後の元老」となる
5 元老と政党政治

著者等紹介

永井和[ナガイカズ]
1951年生まれ。京都大学大学院文学研究科中退。専攻、日本近現代史。京都橘大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バルジ

5
一般的な人物評伝ではなく、非公式な制度としての「元老」と首相奏薦方式の変遷を大正末から短い期間に絞って論じている。清浦奎吾・山本権兵衛を準元老として位置づけようとする牧野伸顕に対し西園寺は悉く拒否した。「一人元老制」と「元老・内大臣協議方式」は同じ原理に立つもので相互に補完し合う制度だったという指摘は面白い。一点疑問だったのは西園寺が信頼「していた」という牧野に対し、何故首相奏薦方式の相談を行わず事後報告に留めたのかという点。下手すると対立の火種になりかねない事態だがそれだけ相互の信頼があったのだろうか。2019/07/14

samandabadra

2
このシリーズとしては異色の一冊。1849~1940年までの人生の内、描かれるのは1920年代から1940年まで。元老を拝命し(1912年)、1924年、もう一人の元老・松方正義がなくなって、唯一の元老となり、唯一の首相メーカーとして君臨した時代の話だけなのだから。ただ、その使命のプロセスとして元老・内大臣が相談のうえ決めるシステムにし、政党内閣制には賛成ではあったが、首相であった人に後任を決めさせず、あくまで天皇の役割の有名無実化せぬようとどめようという役割を演じたことを強調した評伝ともいえる。2022/03/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12657893
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。