出版社内容情報
明治維新の功労者とたたえられ、反乱を起こしてもなお、今も多くの人びとにしたわれている西郷隆盛。西郷の残した手紙や当時の記録をもとに、激動の幕末・維新期に、いかに日本をリードしたかを描く。
内容説明
明治維新の勲功から「維新の三傑」と名高く、今もなお多くの人びとにしたわれている西郷隆盛とは、どのような人物だったのだろうか。本書は、西郷の残した書翰や当時の記録をもとに、激動の幕末・維新期に薩摩藩、そして日本をリードした西郷の姿をたどったものである。史料をとおして、読者自身の視点で“西郷さん”の人物像を描いてほしい。
目次
明治天皇と西郷隆盛
1 幕末政治への登場
2 幕府政治の混乱
3 幕府の長州征討
4 新政府の誕生
5 岩倉使節団派遣と留守政府
6 西南の役
著者等紹介
〓永和喜[トクナガカズノブ]
1951年生まれ。九州大学大学院博士後期課程修了、博士(文学)専攻、幕末維新史。現在、西郷南洲顕彰館館長、鹿児島史談会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
幕末政治への登場: 西郷遠島赦免と背景 8月18日の政変工作 公武合体派の体制 幕府政治の混乱: 長州藩の反発 禁門の変 幕府の長州征討: 幕府の露骨な強硬策 長州再征 薩長盟約 龍馬の活躍 新政府の誕生: 王政復古 小御所会議 鳥羽・伏見の戦い 江戸城開城と彰義隊の抵抗 廃藩置県 岩倉使節団派遣と留守政府: 岩倉使節団派遣 留守政府の政策 警察制度 宮中改革 封建諸制度の撤廃と新制度 西南の役: 西郷の下野 集義塾の設立 私学校徒の動きと政府 熊本鎮台攻防戦 鹿児島裁判所裁判官の上表文と長崎裁判2024/09/05
Yohei Kameya
0
鹿児島旅行に言った時に西郷南州顕彰舘で購入。 私観を入れず、事実を淡々と積み上げるタイプの本。幕末の記載は多かったから、西南戦争・明治の記載は少なかったので、そこもある程度掘り下げて欲しかった。 その当時の西郷は象徴としての存在だったので、難しいのかな。2024/09/19
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