日本史リブレット<br> 近世商人と市場

個数:

日本史リブレット
近世商人と市場

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月31日 02時15分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 104p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784634547001
  • NDC分類 672.1
  • Cコード C1321

内容説明

江戸時代は、問屋・仲買といった商人同士が特定の商品を大量に取引する専門的な市場が、各地に登場した時代だった。蝦夷地から九州まで、全国各地で生産され、遠くまで運ばれ消費される魚肥を例に、江戸や東浦賀、大坂といった中継拠点の都市に誕生した市場のありさまをさぐり、商人と流通の歴史を考える。

目次

市場とはなにか
1 干鰯場の誕生
2 問屋と仲買
3 大坂の干鰯屋仲間と市場
4 重層する市場
5 流通の変動と市場

著者等紹介

原直史[ハラナオフミ]
1962年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻、日本近世史。現在、新潟大学人文社会・教育科学系(人文学部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずしょのかみ

4
魚肥流通における近世の市場構造を解明した。 林玲子は、木綿問屋の検討を通じて売買受諾の口銭を収入源とする荷受問屋から、自己資金による売買差額を収入源とする仕入問屋への移行を明らかにし、両者を一連の存在とした。一方で、塚田孝、桜井英治らは荷受問屋と仕入問屋を、成立を異にする別系統の存在として捉えている。本書は後者の問屋の性格を実証した。 問屋の性格は、江戸大坂を中心に、特定の商品流通から論じられてきた。地方の市場・流通構造や流通商品を総体として捉えたばあいどのような結果になるか。気になる。2019/12/20

見もの・読みもの日記

1
江戸と大坂の干鰯(ほしか)=魚肥市場の成立と運営の様子を描き出す。肥料なんて栄養があればいいのかと思ったら、土地や作物によって合うものが異なる、複雑で繊細な商品であることを初めて知った。2017/09/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12047104
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品