出版社内容情報
社会を構成する多様な社会集団を取り上げて、諸集団の具体的な把握を試みる。近世を中心に、社会集団の内部構造を解明するとともに、集団間の複合する関係を視野に入れ、かつ集団のメンバーである個人のレベルまで含んで、社会全体を総体的にとらえる。
目次
序 近世の社会集団―総論にかえて
1 古代・中世の社会集団(古代の社会集団;中世における社会集団の編成原理―大山喬平の中世社会論を検討する)
2 近世の社会集団、近代への展望(かわた・非人;芸能者と遊女;宗教者;商人と流通;職人と日用)
著者等紹介
塚田孝[ツカダタカシ]
1954年に生まれる。1978年、東京大学文学部卒業、博士(文学)。現在、大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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