目次
第1部 文書機能論と文書史―古代文書から中世文書へ(牒と御教書―文書の機能論的系譜;院庁下文と国司庁宣―文書史と政治史)
第2部 院政期訴訟と文書機能論―権門裁判(院政期の挙状と権門裁判―権門の口入と文書の流れ;権門裁判における「裁許状」の機能―去文と安堵状)
第3部 院政期訴訟から鎌倉幕府訴訟へ―裁許の位相(勘状と裁許―鎌倉幕府裁許状の歴史的位置;鎌倉幕府の起請文と裁許―神仏と理非)
まとめと展望
著者等紹介
佐藤雄基[サトウユウキ]
1981年に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。現職、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学史料編纂所)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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