目次
第1章 昭和初期における政党権力の源泉
第2章 政党勢力の衰退(一九三〇~三六年)
第3章 内政における軍部の台頭(一九三二~三七年)
第4章 政党と総動員政治―革新運動の挑戦(一九三七~三八年)
第5章 革新運動の中絶―既成政党と動員政治(一九三八~三九年)
第6章 近衛新体制の成立
第7章 戦時政治体制と政党
著者等紹介
バーガー,ゴードン・M.[Berger,Gordon Mark]
1942年生まれ。東カリフォルニア大学(USC)教授。東アジアセンター所長
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感想・レビュー
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バルジ
3
満州事変から大政翼賛会創設までの政治過程を対外面から「高度国防国家」「日中戦争継続」、国内政治再編について「政治的動員」「公的動員」の視座から各政治アクターの権力闘争と顛末を見事に描く。非常に印象的なのは新体制運動での「政治家」近衛文麿の姿である。本書の近衛は指導力に欠けるリーダーてはなくむしろ新体制運動について常に関与し時々の対外情勢の推移を見ながら、運動それ自体を時勢に合わせ軟着陸させた指導力と判断力に富むリーダーの姿である。また戦時議会の強靭性も本書は強調する。新たな視点を提供してくれる名著である。2022/12/16
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