内容説明
本書は、有馬頼寧が、昭和12年以来農林大臣の地位にあり、近衛文麿と連携して、近衛新党樹立のために画策し、14年農林大臣を退いた後も、15年には近衛・木戸幸一らと新体制運動をおこし、8月新体制準備委員、9月貴族院議員辞任、10月の大政翼賛会成立とともに初代の事務総長に就任、そして翌年辞任、とその去就がめまぐるしい時期の記録である。
本書は、有馬頼寧が、昭和12年以来農林大臣の地位にあり、近衛文麿と連携して、近衛新党樹立のために画策し、14年農林大臣を退いた後も、15年には近衛・木戸幸一らと新体制運動をおこし、8月新体制準備委員、9月貴族院議員辞任、10月の大政翼賛会成立とともに初代の事務総長に就任、そして翌年辞任、とその去就がめまぐるしい時期の記録である。