内容説明
ロシア民謡で私たちにも知られるステンカ・ラージン。あの「ペルシアの姫君」は実在したのか、それともフィクションか。そして何よりもコサックとは一体なにもので、彼らの「自由」とはいかなる背景から生まれたのか。中世の「タタールのくびき」から脱して、ようやく近代へ向かおうとするロシア。その新王朝ロマノフの支配を揺るがしたラージンの反乱の実相を明らかにするとともに、西欧とは異なる道をたどったロシアの歴史と社会の原像を探ることにしよう。
目次
その前夜
自由な人びと
「ドンからは引き渡さない」
ラージンのペルシア遠征
ヴォルガへ
静かなドン
著者等紹介
土肥恒之[ドヒツネユキ]
1947年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授
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