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Historia
武器を焼け―ロシアの平和主義者たちの軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784634490307
  • NDC分類 198.99
  • Cコード C0322

内容説明

19世紀末、ロシアのカフカースで、小銃やサーベルから拳銃・ナイフにいたるまで、武器という武器をことごとく焼き捨てた宗派があった。若者たちは徴兵に応ぜず、兵役についていた者は銃を執ることを拒否した。その名はドゥホボール。彼らが信条とした平和主義の由来と、その結末を明らかにする。

目次

1 今、カナダで
2 神は心の中に
3 カフカースへ
4 武器を焼け
5 迫害
6 立ち上がるトルストイ
7 ロシアを離れて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蛇の婿

11
表紙に「平和主義が云々」とありますが、どちらかというと「平和主義」というよりドゥホボールという「異端とされるキリスト教の一派の歴史」の本でした。うん。個人的には一般的なキリスト教の教えよりも私にはこっちの教義の方がよっぽどしっくり来るかな。…『神われとともに有り』とか『原罪の否定』とか『キリストは立派な人だけど神じゃない』とか。比較的しっくり来るだけで改宗するかと迫られたら真っ平御免なんですけれども。『性善説』とか『完全平和主義(でもなぜか放火はOK)』とか『書物の否定』とか。特に『書物の否定』…2014/08/04

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