イスラームを知る
4億の少数派―南アジアのイスラーム

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  • サイズ A5判/ページ数 114p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784634474680
  • NDC分類 167
  • Cコード C0322

目次

第1章 インド・イスラーム文化(南アジア世界;イスラームの到達 ほか)
第2章 西欧的近代との出会い(アリーガル運動;アリーガル運動の広がり ほか)
第3章 イスラームの政治運動化(ムスリムの政治運動;汎イスラーム主義と南アジアのムスリム ほか)
第4章 イスラームと国家の関係(「偉大な指導者」ジンナー;建国のかげで ほか)
第5章 世界情勢と南アジアのイスラーム(冷戦下におけるイスラーム化;ベンガルか、バングラデシュか ほか)

著者等紹介

山根聡[ヤマネソウ]
1964年生まれ。大阪外国語大学外国語学部卒業、パンジャーブ大学オリエンタルカレッジ修士課程(ウルドゥー文学)修了。専攻、ウルドゥー文学、南アジアのイスラーム文化。現職、大阪大学世界言語研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いとう・しんご singoito2

7
現代のインド、パキスタン、バングラデシュ、アフガニスタ ンを主な舞台としたムスリムの1,300年の歴史を100頁くらいにギュッとした本。「滴の至福は大海に交じること 痛みも限りを過ぎれば薬のごとし」P26なんて18世紀の美しい詩句が紹介されていたりして良い感じのところも在るのだけれど、近現代になると知らない、難しい名前の人やグループが四分五裂&離合集散でどんどん全体像が見えなくなっていくのでした。ムスリムの人って真面目すぎぢゃなかろうか、もっとナンクルナイサァ~で良いんぢゃなかろうか、と思いました。2024/10/04

mittsko

5
日本語で読める「南アジアのムスリム」概説としては、おそらく唯一のもの! 価値が大変ある!四億人という世界最大の域内ムスリム人口をほこる南アジア… イスラーム世界では中東でなく、インド世界ではヒンドゥーでない… さらに日本にとっては東南アジアや中国ほどの近しさもない、という三重の周縁性のゆえ、とにかく注目が集まらない。しかしその重要性は明らかだから、こういう上出来のブックレットが広く読まれてほしい(ブックレットだから仕方ないが、やっぱり索引がほしい。なお、文学やアフガニスタンについて比較的厚いのは特徴的。2020/01/22

Sanchai

0
いろいろな意味で、山川の歴史の本。2012/05/20

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