目次
輝く赤い十字架
第1章 中東キリスト教の諸教派(キリスト教徒はどこにいる?;古東方正教会;東方正教会 ほか)
第2章 中東のキリスト教徒、その実像(ムスリムのキリスト教徒観、キリスト教徒のムスリム観;住居と食文化にみる独自性;結婚の肖像 ほか)
第3章 アラブ・ナショナリズムとキリスト教(アラビア語復興運動;レバノンのアラビア語復興運動;バアス党の父、ミシェール・アフラク ほか)
十字架は輝きつづけるか
著者等紹介
菅瀬晶子[スガセアキコ]
1971年生まれ。総合研究大学院大学文化科学研究科修了(博士:文学)。専攻、文化人類学、中東地域研究。現在、総合研究大学院大学学融合推進センター特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いとう・しんご
8
「ウンム・アーザルのキッチン」の作者の方の本です。100頁くらいの薄い本ですが、キリスト者はもちろん、中東情勢に関心のある人にも興味深いお話が満載でした。まぁ、最近の話になると頭の痛い話しの方が多くなるのですが・・・。このシリーズは20冊以上あるようで、面白そうなタイトルもパラパラありましたので、そっちも読んで見ようと思います。2024/08/04
星規夫
0
このシリーズはとてもよい。2015/11/28
西夏
0
これも課題の本。イスラームについて勉強していると各所に登場するアラブ人キリスト教徒。例えばエジプトだとコプト教徒など。いつもなんとなく読み流してしまうけれど、どのような教派なのだろうか。中東のキリスト教徒の教派の歴史や現在について学べる。2015/01/13
sovereigncountr
0
本書は、中東にマイノリティとして存在するキリスト教徒について、歴史や文化の観点からまとめた概説書。キリスト教徒の生活実態に多くの記述が割かれており、興味深い。2023/12/26