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イスラームを知る
共生のイスラーム―ロシアの正教徒とムスリム

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  • サイズ A5判/ページ数 118p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784634474659
  • NDC分類 167.2
  • Cコード C0322

目次

イスラーム史におけるロシア・ムスリムの特殊性
第1章 草原のイスラーム化
第2章 『カザン史』にみる正教徒とムスリム
第3章 ムスリムの正教改宗
第4章 タタール文化復興の時代
第5章 ムスリム知識人の共生の思想

著者等紹介

濱本真実[ハマモトマミ]
1972年生まれ。京都大学文学部卒業。博士(文学、京都大学)。専攻、中央ユーラシア史、ロシア史。現在、東京大学大学院人文社会系研究科客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

20
ロシアにおけるムスリムについて、試行錯誤を繰り返しながら共生してきた歴史的な流れを説明している。ムスリムは必ずしも弾圧されてきたわけではなく周辺国との外交や貿易を繋げる関係からエカテリーナ2世帝からは継続して認められるようになった。ムスリム側はロシアの体制に順応するために金曜のモスクではロシア皇帝を祝福し、正教会側もマドラサを認め、ウラマーの立場を認めるなどお互いに譲歩しながら共生の道を歩んでいる。ロシア帝国は宗教政策においては理解力と柔軟性がとても高かったような様子なのでその点を調べた本も読んでみたい。2021/05/23

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