目次
第1部 スペインの歴史(自由主義国家建設の時代;王政復古体制;第二共和国とスペイン内戦;フランコ独裁;民主化以後のスペイン)
第2部 歴史的地域からの視座(国家と地域;近現代のカタルーニャ;バスク地方近現代史;近現代のガリシア)
付録
著者等紹介
関哲行[セキテツユキ]
1950年生まれ。流通経済大学社会学部教授
立石博高[タテイシヒロタカ]
1951年生まれ。東京外国語大学外国語学部教授
中塚次郎[ナカツカジロウ]
1952年生まれ。フェリス女学院大学国際交流学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆたか
2
19世紀初頭から、1990年代までの歴史。本書の売りはたぶん、後半の「歴史的地域からの視座」だろう。2014/01/29
まさる
0
スペインの近現代史をまとめた概説書である。レコンキスタの国土回復運動、スペイン内戦とフランコ政権のイメージのスペインであるが、本作はそのフランコ政権がほぼ無血で崩壊し、民主主義体制が比較的にスムーズに成立したこと、その後の地方と民族問題が大きな課題となっていることに多くの頁数さいて記述されている。欧州の民族問題は日本人には馴染みの薄い問題であると思われるが、スペインの抱えている民族問題を考えることは日本の周辺国や在日外国人との様々な潜在的要素について考えさせられるヒントを提示しているように思える2014/04/16
-
- 和書
- マーケティング概論