いまを知る、現代を考える山川歴史講座<br> 国際平和を歴史的に考える

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

いまを知る、現代を考える山川歴史講座
国際平和を歴史的に考える

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月28日 01時32分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784634445215
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0022

出版社内容情報

大学の研究者と高校の教員がともに、現代世界の諸問題を歴史的に即して考えることをコンセプトにした講座シリーズ『いまを知る、現代を考える 山川歴史講座』。
その第1弾「国際平和を歴史的に考える」は、不安な世界情勢を目の前にして、そもそも国家とは何か、国際連盟をつくった人びとはどのようにして平和を構築しようと考えたか、またヨーロッパとは異なる支配体制をおこなってきた国々は何を平和と考えたのか、といったさまざまな疑問を、紐解いてゆく。 

内容説明

「国際平和」の概念が生まれたのは、いつ頃の話?勢力均衡(バランスオブパワー)は「国際平和」に繋がるの?アジア諸国における「国際平和」をどう捉えたらよいのだろう?国際連盟・国際連合などの「平和講築のシステム」は、何が問題なのだろう?平和を維持するためにはどうしたら良いのだろう?こうした疑問を前提に歴史学の立場から問い直す。

目次

序章 「歴史的に考える」国際平和
第1章 アジア史から見る「国際平和」
第2章 主権国家体制下の戦争と平和―ヴェストファリア条約から第一次世界大戦まで
第3章 二十世紀における国際体制の展開と平和
コラム 冷戦期、およびその終結後の世界と国際平和
国際平和を歴史的に考える 座談会

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

飯田真人

1
現代の国際情勢や国際平和を歴史的に読み解く本。第一章では、アジア史の観点からそもそもの「国家」や「国際」とはなんたるかを解説していて、二章では中世ヨーロッパの長い18世紀の、ウィーン体制やウェストフェリア体制、会議による平和などの当時の戦争を防ぐ平和的なシステムを解説していて、第三章では、戦後の国際連合と国際連盟を比較して、どのように平和を構築していくんかについて解説している。一般的には歴史は暗記科目であるという見方が強いが、このように歴史を現代に生かすgのが大切。2023/09/02

お抹茶

1
高校の新科目・歴史総合が目指すのは,この本の内容のような歴史理解なのかも。特に興味深かったのは,東アジア史における「国際」関係。東アジアでは,現在イメージされるような,ネーション同士の対等を原則とした秩序体系ではなかった。また,19世紀の国際法はヨーロッパ公法で,それが通じる領域がインターナショナルの場・文明だった,という指摘にもなるほどと思った。改めてタイトルを読んで,一面的な「国際」と「平和」の捉え方では歴史を見誤るということに気づかされた。2023/02/28

Masaki Iguchi

0
▼国家あるいは「国際」自体がすぐれて現代的な政治課題となることが、とりもなおさず国家・「国際」を歴史的にもち得なかったアジアの問題にほかなりません。▼「国際」とは元来、キリスト教世界・西欧固有のものであります。逆にいえば、非キリスト教世界では、「国際」関係・「国際」秩序は生まれてこない、ないしは定着しづらい、とみてもよいことになります。2023/02/26

やまうち

0
⭐︎92023/02/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20424045
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。