出版社内容情報
『新版世界各国史1 日本史』のハンディー版。上巻は、旧石器文化から、江戸時代の享保期までを通観する。日本史の流れを、東アジア地域世界との関わりで叙述し、古代から中世、中世から近世への過渡期もわかりやすく解説。
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〈目次〉
『山川セレクション 日本史』への序文
まえがき
第一章 日本史のあけぼの 白石太一郎
①日本列島の形成と旧石器文化
②縄文文化の成立と展開
③農耕社会の成立
④ヤマト政権の成立と展開
第二章 東アジアの国際関係と律令国家の形成 加藤友康
①隋唐帝国の成立と倭国・倭王権
②「大化改新」から壬申の乱へ
③律令国家の形成と古代の社会
④律令制の確立
第三章 律令制の展開と古代国家の変容 加藤友康
①桓武の即位と新都の建設
②古代国家の動揺と承平・天慶の乱
③摂関政治体制の確立
④地方社会の変容と中世への胎動
第四章 権門の分立と「武者の世」 村井章介
①権門の分立と荘園公領制
②武家政権の成立
③公武の衝突と連携
④蒙古襲来と社会矛盾
第五章 分裂・動乱と民衆の成長 村井章介
①政局の分裂と混乱
②社会変動と地域の自立
③倭寇と「日本国王」
④民衆経済の発展と寄合の文化
第六章 戦国動乱から天下統一へ 村井章介・高埜利彦
①戦国大名の自立と権威志向
②豊臣政権と朝鮮侵略
③生産技術・労働編成の革新
④徳川政権と「鎖国」
第七章 近世の国家と社会 高埜利彦
①幕藩体制の確立
②平和の到来――「元禄時代」
③流通の発展と文化の展開
④享保改革と田沼政権
索引/写真所蔵・提供者一覧/図版出典一覧
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〈執筆者紹介〉
宮地 正人/前国立歴史民俗博物館館長(名誉教授)・東京大学名誉教授
白石 太一郎/大阪府立近つ飛鳥博物館名誉館長・国立歴史民俗博物館名誉教授
加藤 友康/東京大学名誉教授
村井 章介/東京大学名誉教授
高埜 利彦/学習院大学名誉教授
内容説明
金融危機、気候変動、震災、パンデミック、各地で起こる武力紛争…。揺れ動く世界のただなかで、日本は切迫する課題にどう立ち向かうのか。先史から現代まで、日本史の流れを世界史の動向のなかで改めて捉え直す。
目次
第1章 日本史のあけぼの
第2章 東アジアの国際関係と律令国家の形成
第3章 律令制の展開と古代国家の変容
第4章 権門の分立と「武者の世」
第5章 分裂・動乱と民衆の成長
第6章 戦国動乱から天下統一へ
第7章 近世の国家と社会
著者等紹介
宮地正人[ミヤチマサト]
1944年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。現在、前国立歴史民俗博物館長(名誉教授)・東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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