目次
序章 「中国」とは何か
第1章 古代文明と邑制国家
第2章 皇帝支配の成立
第3章 帝国の分裂と再統合
第4章 東アジア世界の変容
第5章 中華帝国の繁栄
第6章 動揺する中華帝国
第7章 中華復興の試み
第8章 人民中国の光と影
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゴールドまであと944日
24
やはりこいう歴史本を読まないと、今の世界情勢、わからない。中国は、世界にとって重要な国、そして大国。理解しよう、まずその国の歴史、連綿として何千年も続いている。漢字や文学だけでも、わが国は大きな影響を受けた。地政学的にというか、近い大国である。中国と朝鮮、もっともっと知ろう。アメリカやイギリス、フランス、それらも知ろう、だけど中国は根本的に大事、そして隣接するモンゴルやチベット、新疆ウイグル、中国が中国として、それらの国とどう付き合わって来たか、わが日本もどういう存在であったかしるよすがとなろう。2023/04/09
じょあん
1
先史から現代にまで至る中国の歴史を一冊にまとめている。それだけに、内容が簡略すぎて、押さえられていない重要事項もちらほら見られる。このページ数で中国の通史は無理があるのではなかろうかとも思える。しかし、ページ数の制約がある中では良く練られた内容だと思う。中国はどんな歩みを持つ国なのだろうという雰囲気に触れるには良い。ただし、春秋・戦国期の記述は独自の説をとる人物が執筆しており注意が必要。当該時代は昭和堂の『概説 中国史 上』を読むほうが良いだろう。2019/12/20
ろーじゃ
1
中国史は量が膨大で、時代ごとに分冊化されるケースが大半なので、1冊で本格的に通史を学べる本書は貴重だと思います。時間がかかりますがひと通り理解できれば、時代別に絞った本に移ってもかなり対応しやすくなります。南北朝がやたら細かく、明朝がちょっと記述が浅いというのが私の個人的感想。2012/08/26
伊室茨
1
難しかったです。でも雰囲気はほぼ日本史と変わらずでした2009/08/25