内容説明
ドイツ帝国の建国者として知られているビスマルクは、なぜプロイセンの指導者になることができたのだろうか。1848年革命のときには実現できなかったドイツの国家的統一を、なぜ彼は実現することができたのだろうか。そして、彼が築いたドイツ帝国はどのような特徴をもつ国家であったのだろうか。時々のビスマルクを取り巻く背景や状況に注目しながら、これらの問いにたいする答えを追求する。
目次
ドイツ帝国の建国者
1 プロイセン首相への道
2 ドイツ統一への道
3 ビスマルクの築いたドイツ帝国
著者等紹介
大内宏一[オオウチコウイチ]
1946年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専攻は近代ドイツ史。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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